�Ю萓犬�好き（クルーウェル先生） ページ8
エースはというと ニヤニヤして下を向いて笑っていた
そんなこんなで自主時間は終わってしまった
クルーウェル先生は教室から出ていき、
周りの生徒達も一斉に出ていった
気がつけば教室には私とエースだけになっていた
「あー！やっとあいつ出てったわ〜。まじ今日疲れすぎてこっからもう動けねーわ」
そう言って項垂れるエース
「ごめんね。私のせいで先生ともあんなんなっちゃって。先生もエースに悪かったって言ってたよ」
「は？なんかそれもムカつくけどなー。まーいいや」
ふと教室の中を見渡すと 紙くずが落ちていたり椅子も出しっぱなしなっている
「みんな好き放題してるよね」
卒業したらこの教室に来ることさえも出来ないと思うと掃除くらいしてもいいかなと思いが芽生えた
「 え？なに？お前 掃除してんの！？」
エースが驚いている
「うん、ちょっと掃除して帰る。エースは帰ってていいよ。」
「なんで？もう帰ろうぜ!!」
「だって…」
卒業することに対しての寂しさや先生への想いが溢れて急に涙しそうになる
「え！なんで泣きそうになってんの!?俺のせい！？」
エースがあわあわし始める
「違うの...！エースのせいじゃないの」
ぎゅうっ
目の前にエースが来たと思うといきなりエースに抱きしめられた
「エース？」
「俺、ユウが好きだ...」
突然の告白にびっくりして身体が固まる
「ユウ。そんなに先生が好き？俺は好きじゃない？俺じゃ...ダメ？」
抱きしめているエースの腕に力が入るのがわかった
「お前さ...さっき保健室で先生となんかあった？その足もさ、本当は先生に治してもらったんだろ？」
「なっなんでわかったの...？」
「だから！お前のことはなんでもわかるって...言ったろ..」
「...」
「もうすぐ卒業だろ？俺はお前に会えなくなるのすげー寂しい。さっき何があったかわかんねーけど、先生にお前を取られたくなくて...」
エースの気持ちと自分が先生へ抱いている想いが重なり胸が締め付けられる
エースはいつも傍に居てくれて、どんな時でも助けてくれたし、私を明るくしてくれたけど
けど、やっぱり
私は先生が好き......
「エース........ごめんなさい.......私、先生が好きなの.....。でもまだ私先生に好きって伝えてなくて...」
ガタッ
�╂萓犬�好き（クルーウェル先生）→←��先生が好き（クルーウェル先生）
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：KEY | 作成日時：2020年5月7日 23時
