�だ萓犬�好き（クルーウェル先生） ページ5
「 なぁ、ユウ？お前さ、足、挫いたんだろ？
保健室行くか？」
「エース....!!だっ大丈夫だよ！ちょっとくじいちゃっただけだから」
「俺にはそう見えないけどｰ?歩くの辛いんだろ？俺が連れてってやるからさ、ほら、背中乗れよ」
そう言ってしゃがんで私に背中を向けるエース
誰にも気づかれてないと思ってたのに
どうしてわかったんだろう
「でも、、、まだエースのテスト終わってないじゃん...心配しなくても大丈夫だって」
「はぁー？テストなんて後からでも受けれるんだからさ？ 後でで良いんだよ！それより痛そうにしてるのに我慢なんかしちゃってさ、その状態であんな重いコーン持ち運んだりするのはムリだろ？？」
「私...痛がってるように見えてた??」
「周りがわからなくても俺はお前のこと、ちゃんとわかんだよ!!」
そう言ったあとエースの顔が少し赤くなっているような気がした
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結局エースにおんぶしてもらい保健室まで連れて行ってもらうこととなった
「ごめんね、エース。」
「謝んなって。それよりちょっとダイエットしたほうが良いんじゃねーの？重てぇわ」
「ちょっとぉ！！エースひどい!!」
「ははっ!!じょーだんじょーだん！！」
その時、
「 おい、お前達、授業はどうしたんだ？」
クルーウェル先生だ、
「げ、最悪」
そう、エースが呟く
眉間に皺を寄せてエースと私を見る先生
「飛行術のテストじゃなかったのか？なんでお前達2人は外じゃなくてここに居るんだ？どこに行こうとしてる？」
「 クルーウェル先生には関係ないっしょ 先生だって授業があるんじゃ？？そこ、どいて下さい。通れないんで」
クルーウェル先生に攻撃的なエースが意外だった
「あ？俺は教師だぞ？授業の時間に何をしているのか、理由ぐらい聞いても良いだろう？」
「それはあとでバルガス先生に聞いてください。急いでるんだからどいてよ先生」
「おいおい、なんでそんなに俺に噛み付くんだ？？」
「あ、あのっ!!先生!!!私がコースの設置中に足をくじいちゃったんです､､､我慢してたんですけど真っ先にエースが気づいてくれて、、、まだテスト終わってないのに保健室に私を連れてくって言ってくれて...。」
ピリついた雰囲気に我慢できず思わず訳を話した
「なるほどな...」
訳を聞いても先生は顔をしかめたままだった
「じゃ、わかったらどいてください」
「いや、待て。お前は授業に戻れ。俺がユウを保健室に連れて行く」
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作者名：KEY | 作成日時：2020年5月7日 23時
