��先生が好き（クルーウェル先生） ページ12
先生に言われたことを思い出すと少し悲しくなった
大好きな先生を目の前にするとやっぱり辛い
「あ、あの先生。そろそろ私、帰りますね...ありがとうございました」
と言ってベッドを降りようとしたものの 此処がどこなのかよくわかってない
冷静に考えるとお風呂上がりの先生がいるということは...
「ちょっと確認なんですけど.......
此処って..................先生の家ですか？」
「あぁ、俺の家だ。今更なんだ。」
やっぱりーーー！？
「まぁ...さっきまで気を失ってたからな。あと俺の家は学園から離れてる。もう夜遅いから今日は俺の家に泊まっていけ。」
まさかの先生の家にお泊まり!?
「え！！せ、せ、先生、良いんですか？？」
「ぷっ、あぁ。ゆっくりしていけ。」
おどおどしている私がおかしかったのか先生が少し笑っている
ということはまさか？寝るのも一緒？
「 あ、そうだ、俺は別の部屋で寝るから安心しろ。」
ですよね！
一瞬だけ期待した自分に恥ずかしくなる
「あ〜あとシャワー浴びたかったら使っていいからな。これも渡しとく。着ていいぞ。」
先生がいつも着ているであろうTシャツと紐付きのスウェットタイプのズボンを渡された。
「ブカブカだろうが制服でいるよりかはマシだろ？」
まるで彼氏の家にお泊まりにきた みたいなシチュエーションではないか
先生がいつも着ている服が着れるなんてっ.....!!!
絶対に着る!!!!←
「じゃ、そろそろ俺は部屋から出る。おやすみ。」
「あっ！！待って先生っ」
「ん？」
「あの....ほんとに今日は迷惑かけてごめんなさい。」
私はやっぱり先生が好きだ
ちゃんと自分で先生に想いを伝えよう
卒業、そして元の世界に戻る前に_______
「先生、私、先生のことが好きです...教師としてじゃなくて、1人の男性...として..。先生に大嫌いって言ったけど、ほんとは大好きです...。あんなこと言ってごめんなさい.....。いつも遅くまで勉強を教えてくれてたり、遅くなったからって言って一緒に帰ってくれたり..今日だって私を助けてくれて...」
泣くつもりはなかったのに自然と涙が溢れ出す
「私のなかで先生の存在が大きくて...卒業、したくないです...元の世界に戻りたくないっ...先生に会えなくなるのが寂しいです...っ」
「ユウ.........。
ありがとな.....。」
そう言うと先生は私をそっと抱きしめ、
私が泣きやむまで頭を優しく撫でてくれた___
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��先生が好き（クルーウェル先生）※微裏→←��先生が好き（クルーウェル先生）
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作者名：KEY | 作成日時：2020年5月7日 23時
