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そ ページ5

赤葦side



俺が海外へ行く日。君は空港まで見送りに着てくれた。




その前日はめちゃくちゃ泣いてたのに、見送りのときは笑ってた。




でも、俺が君の事どれだけの時間みてたと思ってるの。




愛想笑いするときの癖くらい、見抜いてるんだよ。




きっと、俺に心配をかけないために精一杯笑顔を作ったんだろう。




『私は大丈夫。頑張って。君が夢を叶えて帰ってくるのを、ここで待ってるから。』




これが、君の見送りの言葉だった。

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作者名：引きこもり桜花 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.0rg/u.php/hp/247/  
作成日時：2019年12月21日 22時

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