【歌い手】リスナーなんですけど【浦島坂田船】

見てくれている＊坂田ＳＩＤＥ ページ6

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今日は、うらさかで新作の録音だ。



そのために借りたスタジオが入ったビルの近くにあるコンビニ。



僕はそこにお茶を買いに行った。



？「ぶほっ…、あ！すいません！」



間抜けな声を出してよろける。



ぶつかったのは女の人。



あれ、と気づく。



このバッグ、僕たち浦島坂田船のじゃないか。



よくよく見ればバッグに付いている大量の缶バッジも僕たちのもの。



うわぁ、見てくれている子にたまたま会うなんて。



嬉しくてにやけそうになるけれど、ぐっと堪える。



ちょっと互いを心配し合って、うらたさんを待たせていることを思い出す。



そして、その場を去った。



スマホを落としたことに気づき、うらたさんに言われて自分のスマホに電話して、



さっきの女の人が出て、待ち合わせることになって、すっごい緊張したのは、さっきの話。




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