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第二波(6) ページ11

「狂平、それだけ・・・?」
「何か文句ある?」
「いや、文句はないけど・・・ミニラーメンっておま、ほんとに高校生男子?」
「そうだけど」

浦正が驚くのは無理がない。
私は味噌ラーメン、浦正が醤油大盛り(浦正が特盛チャーシュー頼まないのだって驚いたけど) 狂平くんが・・・ミニラーメンって・・・

「おごりでしょ。金かかると悪いし」
「いや、それ、そうだけど、でもさすがにそこまで・・・」
「そーそ。浦正のアホのおごりなんだから遠慮なく言っちゃいなよ。特盛チャーシュー行っちゃってもいいんだから!」
「Aさんはフツーじゃん。」
「そんなに食べれないし」

チャーシューは我慢したけどね!

「俺だってそんなに食べれないんだって。食が細いから、たくさんあっても残しちゃう」

まあ、こんなに細いからしょうがないのかな。絶対私より体重軽いよね狂平くん。身長も低めだし。・・・わ、私は浦正と一緒に筋トレやってるから、筋肉の重さが体重に加算されてるだけで、決して太ってるわけじゃないけど!

「まあいいか。足りなかったらおかわり追加とか言っていいからな!」

狂平くん、ちょっと怖がってるように見えるけど。

「たぶん・・・ないから大丈夫」

そうこういってるうちにラーメンが来た。
ミニラーメンはやっぱり小さい。
家かえってまた何か食べるからかなぁ。

「あー!たりねー!すみませーん!替え玉追加!」
「はや!」
浦正はさっさと食べて替え玉を注文していた。
昔からよく食べる子だよねぇほんと。

浦正が替え玉を食べていると狂平くんが席を立った。

「どうしたの?」
「・・・ちょっとトイレ」

そう言うと狂平くんはさっさと店の奥へ行ってしまった。

「きょーへーはなんか不思議なやつだよなぁ。人嫌いなのかな?」
「いや、人嫌いだったら風男塾にも入らないでしょ。まだ勧誘したわけじゃなかったし。人付き合いが苦手なだけじゃない?それを克服しようとしてるとか」

光くんは今頃家で「ミステリーだ」とか言ってるだろう。
それぐらい不思議な人。

でもまあ、会ったばっかりだし、これから彼のことを知ればいい。





・・・・・・でも、そう思ったのは間違いだったかもしれない・・・・・・

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K - これはやばい、泣きそうなるwwおっしゃ、続きみてきます!! (2014年7月24日 16時) (レス) id: 62927ed8ab (このIDを非表示/違反報告)
杜若蒼(プロフ) - 馬鹿様@義さん» 嬉しいです!ありがとうございます☆ (2013年7月26日 20時) (レス) id: 064ab8f00f (このIDを非表示/違反報告)
杜若蒼(プロフ) - ちゅりさん» 容量関係で新しい奴作ったよ♪ (2013年7月26日 20時) (レス) id: 064ab8f00f (このIDを非表示/違反報告)
馬鹿様@義(プロフ) - とてもいい話ですっ!!めっちゃ続き気になるます!! (2013年7月26日 17時) (レス) id: 2449c355ab (このIDを非表示/違反報告)
ちゅり(プロフ) - 続き気になる―やっぱり面白い (2013年7月19日 17時) (レス) id: d15994d5d7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:杜若蒼 | 作成日時:2013年5月26日 23時

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