Leap

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ES「………………僕の鼻息です、すみません…………」とさっきの赤い髪の毛の男の子が



恥ずかしそうに謝っている。なんかかわいい。これが母性というやつだろうか。

と早くも推しを見つけていると、



とったたたっとウンサンくんが駆け寄ってきて、

ES「これ、ありがとうございました！めちゃくちゃ助かりました……………ほんと、」



"タツミさんがいてよかったです！"


もう、


『名前覚えててくれたんですね、なんか嬉しいです。こっちこそ、うまくいってよかった、ウンサンくん？』


ES「タツミさん、有名人になっちゃったじゃないですか、ビジュアルのよさで」



『あ、やっぱり(笑)？ごめんね、否定したくないから許して〜〜…………ウンサンくん、でかいね』



と私だってギリギリ170と偽ってるのだが、



ウンサンくんを見上げると首が痛くなる。



ES「あ、僕ですか？179です！でももうちょっと伸びてるかも……………」



成長期とは、恐るべし。



『えっ、同い年!?年下かなって……………』

ES「絶対年上だと思ってまし…………お、思ってた！」



とゆるゆるコンビが出来上がったそう。

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