主人公「第38話。」 ページ39
私は釣られたろう丸の背後にやってきた。
とりあえず、私たちの盗られた物を取り返して、釣られたろう丸を落ち着かせよう。
そう思って来てみたものの…
あの池深そうだなぁ…。
んー、でも行くしかない！
私はふーっと大きく息を吸って、池に入った。
☆★☆★☆★
水面から私たちの盗られた物まで5、6メートルくらいある。プールより断然深い。
それに、釣られたろう丸の乗っている船の底のすぐ近くだった。
行けるかな…？
私は思いっきり手を掻いた。
5メートル、4メートル、3メートル、2メートル……
う、だめだ…！
私は急いで地上へ戻った。
「ぷはっ！…はぁ、はぁ…。」
なかなかキツイ……でもあと1メートルくらい！
私はもう一度息を大きく吸い込んで、潜った。
今度はすぐに…！
5メートル、4メートル、3メートル、2メートル、1メートル……！
やった…！いけた！！
私は嬉しかった。そしてすぐにみんなの物を取って出ようとしたとき。
「…ギョ？」
「(…あ…)」
水中で、しかもすぐ目の前で、釣られたろう丸の魚と出くわしてしまった。
魚はすぐに妖気をためだした。
ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ！
私は急いで逃げようとしたけどーーもう遅い。
ーーバシャァァァァァァァァァァァァ！！！
水の渦を思いっきり打たれた。しかもお腹に、お腹に！
「……ぅゔっ！！」
私は思いっきり打ち上げられた。水中から、花火の様に。
…どんだけ威力あんのさ。ウィスパーの気持ちがよくわかった。
みんな、目を見開いている。そりゃそうだよね、人間が飛んでるんだもん。釣られたろう丸よりも高く飛んでて、釣られたろう丸もギョッとしている。
チラと下を見ると、ほとりが見える。石がたくさんある。
あそこに落ちるのか、痛そうだな。
ケータ君たちが急いで助けようと走ってくるけど、間に合わないだろう。
落ち着いてるように見える？
まさか、めちゃくちゃ怖い。
怖くて怖くて仕方ない。
死にたくない。
「…誰か助けて…」
声が震えて小さくなってしまう。
あーあ、最後の言った言葉が、助けて…か。
目を閉じ、諦めかけていたそのときーー
「…！？」
私の体がふわりと浮いた。
いや、死んで幽霊になったとかじゃなくて。
目を開けると、烏天狗がいた。
烏天狗が私をお姫様抱っこしていた。
主人公と烏天狗「だいs「第39w「話！」烏天狗「もう…合わせようって言ったじゃないか…。」主人公「ごめんごめん一旦ごめ〜ん。」烏天狗「ムカッ」→←メラメライオン「メラメラメーラッ！(第37話だぜ！)」
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みしゅあ - セーラーニャンに烏天狗うらやましすぎるでも私は３のでカルラ、烏天狗そろってるから言うことなしなんですけどねかきみそご飯さんと一緒に妖怪ウォッチの話をしたいです！ (2018年6月6日 20時) (
レス) id: 1c85a39dc5 (このIDを非表示/違反報告)
キャット猫ニャン - 面白いです！けど、「もんげ〜ひとだま」はコマさんが進化するときの道具だったと思います。 (2018年4月29日 10時) (レス) id: d120d68618 (このIDを非表示/違反報告)
かきみそご飯(プロフ) - みゅーかさん» ありがとうございます！！！すごく嬉しいです…！(*≧∀≦*)セーラーニャン可愛いですよね！！！実は作者が一番好きな妖怪なんですw (2018年3月27日 10時) (レス) id: 41112c83b9 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーか(プロフ) - 面白いです！！1番右の☆押させていただきました！セーラーニャンかわゆい… (2018年3月26日 20時) (レス) id: 828d9692c9 (このIDを非表示/違反報告)
かきみそご飯(プロフ) - カナターAさん» やっぱそうなのねエンマ〜…ですよ！！(笑)続編で…会っちゃうかもです…！←オイ 議長ももちろん出ます！睨まれるかどうかはお楽しみに！！続編はもうすぐ作ります！！乞うご期待！！です！！ (2017年8月22日 18時) (レス) id: 912e00be06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かきみそご飯 | 作成日時：2017年8月6日 15時
