ケータ「第27話！」 ページ29
「ウィス〜？もしかしてこのお嬢さん…妖怪が見えていらっしゃるんでウィスか？」
少年の背後からふわりと白いオバケのようなものが飛び出した。
「う、うん。そうみたい…。」
少年がやっと声を出した。
どうやらその白いのも仲間なんだね。
そういえば前に猫ちゃんが言ってたっけ。
「この街には妖怪ウォッチを持ってる子がすでにふたりいる。」って。
この子のことなのかな…。
私がそんなことを考えていると、猫ちゃんと赤い猫が頭を撫りながら立ち上がった。
「痛ったた…Aと烏天狗くん…ひどいわ…。」
「ニャニャニャ…一体なんニャン…。」
二匹は文句を言いながら、お互いの顔を見合わせる。
すると、私と少年とは違う反応をした。
「ニャニャ！！セーラーニャン！！」
「なんと！セーラーニャンでしたか！！」
「あら、ジバニャンたちじゃない！！」
3人は「久しぶり〜」とハイタッチをしている。
いやいや、全然意味分からないんだけど。
「「もしかして、知り合いだったの？」」
あ、声ハモっちゃった。
誰とって？もちろん、あの少年だよ。
私たちは目を合わせてクスクスと笑った。
「実は、この前ジバニャンと妖怪合コン行ってきたときに会ったんでウィス〜。」
「あのときのウィスパーはキモかったニャンね〜。」
「黙らっしゃいこのジバ野郎！！！」
「まあまあ、落ち着いて。ジバニャンも……えっと………その……うん、ふたりとも！！落ち着いて！！」
「ちょっとあーた！！今完全にワタクシの名前忘れてましたね！？」
ギャーギャーケンカ(？)してる3人を慌てて嗜める。
すると少年が「あの…。」と声をかけてきた。
「初めまして、オレ天野ケータっていいます。よろしくお願いします。」
丁寧に自己紹介、そしてぺこりとお辞儀された。
「あ、初めまして。私は…真城A。よろしく。」
私もぺこりと頭を下げる。
私は年上だから別に敬語じゃなくてもいいよね？
「Aさん…よろしくお願いします。」
またぺこりとお辞儀された。
なんだかこそばゆいというか、なんというか…
「…別に、敬語じゃなくてもいいよ。」
「でも、年上だし…。」
「いいっていいって！！Aなんか小学生みたいなものだし☆」
突然猫ちゃんが首を突っ込んできて余計なことを言ったので思いっきりチョップをかましてやった。
ケータ君は苦笑いをして、そのあと「じゃあ、そうするね。」と頷いた。
コマさん&コマじろう(せーの)「第29話ズラ！！」→←ジバニャン「第26話ニャン！！」
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みしゅあ - セーラーニャンに烏天狗うらやましすぎるでも私は３のでカルラ、烏天狗そろってるから言うことなしなんですけどねかきみそご飯さんと一緒に妖怪ウォッチの話をしたいです！ (2018年6月6日 20時) (
レス) id: 1c85a39dc5 (このIDを非表示/違反報告)
キャット猫ニャン - 面白いです！けど、「もんげ〜ひとだま」はコマさんが進化するときの道具だったと思います。 (2018年4月29日 10時) (レス) id: d120d68618 (このIDを非表示/違反報告)
かきみそご飯(プロフ) - みゅーかさん» ありがとうございます！！！すごく嬉しいです…！(*≧∀≦*)セーラーニャン可愛いですよね！！！実は作者が一番好きな妖怪なんですw (2018年3月27日 10時) (レス) id: 41112c83b9 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーか(プロフ) - 面白いです！！1番右の☆押させていただきました！セーラーニャンかわゆい… (2018年3月26日 20時) (レス) id: 828d9692c9 (このIDを非表示/違反報告)
かきみそご飯(プロフ) - カナターAさん» やっぱそうなのねエンマ〜…ですよ！！(笑)続編で…会っちゃうかもです…！←オイ 議長ももちろん出ます！睨まれるかどうかはお楽しみに！！続編はもうすぐ作ります！！乞うご期待！！です！！ (2017年8月22日 18時) (レス) id: 912e00be06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かきみそご飯 | 作成日時：2017年8月6日 15時
