ムリカベ「第21話とかム〜リ〜！！」 ページ23
烏天狗は荒い息をなんとか整えてる。
今なら話せるかな？
「ね、ねえ、大丈b…「どいつもこいつも鼻、鼻、鼻…！どうして僕を認めないんだ！！」
まだ怒ってる…。
鼻…コンプレックスなのかな？
「ごめん…その…つい思ったこと言っちゃって…。」
「でもあのタイミングで言う〜？」
猫ちゃんがやれやれと呆れている。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥だよ。」
「何それ？」
「え〜と、なんだっけ？」
「もう五月蝿い！！」
烏天狗が錫杖をドンとつく。そしてふわりと空へ舞い上がった。
「君と友達になんてなってやるものか！」
そう言い放つと空の彼方へ飛んで行ってしまった。
「…ほらね、早起きしたって、何も得しない。むしろ損したよ。」
「それ早起き関係ないからね！？全部Aのせいよ！？」
☆★☆★☆★
私たちが家に戻ったのは7時半だった。
寝坊したときと変わらない。
当然
「いつもより早く学校に行ったのかと思ったら！！何してたの！？」
お母さんに怒られました。
あーあ、早起きなんてしなきゃ良かった…。
☆★☆★☆★
「真城ぉぉぉぉぉぉぉ！！！遅いぞぉぉぉぉぉぉ！！」
学校に着くと、今度は担任に怒鳴られた。
お母さんからの担任はツライなあ…。
私がしぶしぶ席に着くと、前に座ってる女の子が振り返ってきて、小声で「Aちゃん…だよね？」と話しかけてきた。
私は頷く。なんか用かな？
「フレフレ、Aちゃん、明日があーる！明日がある〜イェイ！」
彼女は小声で、でも可愛くてハッキリした声でエールを送ってくれた。
な、なんていい子なんだ…！
私は急いで名前を確認する。
「ありがとう…えっと…寒子…ちゃん？」
…あれ？寒子ちゃんって、自己紹介超地味じゃなかったっけ…？
「…A、その子ね、明日ガールって妖怪に取り憑かれてるわ。」
…あ、はは、そうだよね。普通話したこともないのにエールとか…ないよね〜。
「…出てこい明日ガール！お前、お前なあ…！」
「泣いていいよ、A。思いっきり泣いていいよ。」
「…猫ちゃんせんぱぁい…！」
☆★☆★☆★
ーキーンコーンカーンコーン。
「よぉーし！帰るぞぉぉぉ！きりぃつ！！れぇぇぇぇい！！さよぉぉならぁぁ！！」
先生相変わらず暑いなあ。こっちが熱中症になっちゃうよ。
よし、やっと帰れ……る……？
「どうしたの、A。」
「……ない。
スマホがなぁぁぁぁぁぁぁい！！！」
寒子ちゃん「第23話です…。あ…私いつもは暗いんですはい…。」→←烏天狗「第20話だよ。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 11人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みしゅあ - セーラーニャンに烏天狗うらやましすぎるでも私は３のでカルラ、烏天狗そろってるから言うことなしなんですけどねかきみそご飯さんと一緒に妖怪ウォッチの話をしたいです！ (2018年6月6日 20時) (
レス) id: 1c85a39dc5 (このIDを非表示/違反報告)
キャット猫ニャン - 面白いです！けど、「もんげ〜ひとだま」はコマさんが進化するときの道具だったと思います。 (2018年4月29日 10時) (レス) id: d120d68618 (このIDを非表示/違反報告)
かきみそご飯(プロフ) - みゅーかさん» ありがとうございます！！！すごく嬉しいです…！(*≧∀≦*)セーラーニャン可愛いですよね！！！実は作者が一番好きな妖怪なんですw (2018年3月27日 10時) (レス) id: 41112c83b9 (このIDを非表示/違反報告)
みゅーか(プロフ) - 面白いです！！1番右の☆押させていただきました！セーラーニャンかわゆい… (2018年3月26日 20時) (レス) id: 828d9692c9 (このIDを非表示/違反報告)
かきみそご飯(プロフ) - カナターAさん» やっぱそうなのねエンマ〜…ですよ！！(笑)続編で…会っちゃうかもです…！←オイ 議長ももちろん出ます！睨まれるかどうかはお楽しみに！！続編はもうすぐ作ります！！乞うご期待！！です！！ (2017年8月22日 18時) (レス) id: 912e00be06 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かきみそご飯 | 作成日時：2017年8月6日 15時
