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志麻 side
…
…目の前でセンラが戦ってる…。
魔女と。
あいつが怖がってた魔女と。
…あいつ、俺の顔見て、「まかせろ!」みたいな顔しやがって…!
…
俺は……俺も……!
セ「っ、しまった…!!?」
氷漬けにされたセンラ。
センラに近づいている魔女。
……仲間がピンチだ。
…今、やるべきことわかるよなあ?
.
.
俺は………!
志「…ファイアァァ!!!」
セ・96「「!!?」」
小さな灯火が息を吹き返したかのように燃え盛る炎がセンラと96猫を包む。
氷が溶け、白い霧が出てくる。
志「っ…!センラァッ!!!」
その炎の中へ叫ぶ。
ごめんな、センラ。
これしか、助ける方法思いつかなかったんや。
…
…
目を細め、炎を見つめる。
…すると、
セ「ぁぁありがとなまーしぃぃぃぃぃぃい!!!」
槍をぶんぶん振り、白い霧と炎を避けながら、センラが俺の元へ来た。
志「…良かっ………た……ごめ…ん………。」
セ「なんで謝んの?本当助かったわ!!」
にかっと笑うセンラ。
セ「んなことより、まーしぃ大丈夫か!?魔力残ってるかあ!?」
大丈夫……とは言えないな。むしろヤバい。
セ「早くAちゃん助けるで!!」
96「アクアァァァァァァ!!!」
センラが俺の肩を背負った途端、俺たちは水の波に飲み込まれた。
志麻セン「「がふっ!!…!!」」
96「油断したーっ!!今度こそ許さんっ!!」
ヤバい…波に押されて身動きが…!!
センラも無理そうだ……!!
……どうする、志麻!!
波が…もう………………!!
.
.
ーーキィィィィン
耳鳴りのような、そんな音と共に、
…波が真っ二つに割れた。…
??「…ったく……無茶しやがって。」
セ「!その声…!!」
…やっとか…。
……遅すぎるわ……リーダー。
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かきみそご飯(プロフ) - 迦實風さん» はじめまして!あ、本当だ…。完全に間違いですね(^^;; ご指摘ありがとうございます!! (2018年7月7日 17時) (レス) id: 41112c83b9 (このIDを非表示/違反報告)
迦實風(プロフ) - 初めまして 29ページの準備満タン→準備万端の間違いではないですか? 敢えての引用ならごめんなさい。 (2018年6月27日 21時) (レス) id: 0c5f122465 (このIDを非表示/違反報告)
かきみそご飯(プロフ) - 夢叶@こたぬきさん» 返信遅れて申し訳ないです!!最初から読み直してくれてありがとぉぉぉぉぉぉ!!! (2018年1月27日 10時) (レス) id: 41112c83b9 (このIDを非表示/違反報告)
夢叶@こたぬき(プロフ) - 最初から読み直してますw好きすぎる…(*´∀`) (2018年1月23日 16時) (レス) id: e2df0854b1 (このIDを非表示/違反報告)
かきみそご飯(プロフ) - 君色。さん» ありがとうこざいます!!!続編も読んでくれるなんて感謝しかないぃぃぃ!!(´;Д;`)← (2018年1月11日 22時) (レス) id: 41112c83b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かきみそご飯 | 作成日時:2017年9月11日 22時