浦島坂田船の冒険〜魔王そらまふと狙われたプリンセス〜

4 ページ4

坂田 side


坂「ぷはぁ〜！！美味かった！！」


もうお腹空きすぎてヤバかったから、本当に助かったわ〜。



A「元気になったみたいで良かったです！」


坂「うん！美味かった！！ありがと！！」



彼女は空っぽになったカゴを持ってニコニコしていた。




…ん？てゆーか…



坂&セ&志「「「誰？？」」」



いきなりパン持ってきてくれたけど…
皆の知り合いって訳じゃないし…
俺ももちろん知らへん。


うらさんは声は出さなかったけど、
「俺も知らない！」と言わんばかりに俺らの方にうんうんと頷いている。



A「あ、ご、ごめんなさい！名前を名乗っていませんでした！」


彼女はぺこりと一礼してから話し始めた。



A「私はAといいます。たまたま通りがかったときに、あなたたちが倒れていたので、パンを持ってきました。」



彼女はゆっくりとハキハキとした可愛い声だった。



志「坂田？どないしたん？」


坂「…あ、ああ！！いや、なんでもない！」



まーしぃに声をかけられて、ハッと我に帰る。




セ「Aちゃんか！よろしくな！！
…んじゃ、俺らの番やな！！自己紹介！」



センラが立ち上がる。



うーん、自己紹介…か…。



うらさんはちゃんとあのこと言うのかな？

5→←3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す