ブライト「二十七話……だよ。」 ページ33
Aseid
三日後無事２人に薬の渡した。
『お待たせしました。此がその薬です。』
ブライト「本当に特異性が消えるんだね？」
『はい。断言させていただきます。』
クレフ「………恩に着る。」
そうして２人は足早に去っていった。
………２人のために面会許可が出やすいよう手回しをしておきますかね。
ーーーー数日後ーーーー
あれからまだ数日しかたっていないがもう薬を飲ませたらしい。
……ふと気になったのだがクレフ博士は他の職員にかわりに飲ませるように言ったのだろうか………
２人とも家族思いな人だと思う。私も陰ながら応援させていただきましょう。
そうして、机の上に置いてあるSCP-590とSCP-321、そして SCP-166のNeutralized化の書類にサインをし飲み物をとりに部屋の外へと出た。
今から思うととても後悔している。
アイスバーグ「この書類は一体何なんだ！」
アイスバーグ博士が書類を届けに来たのだ。
『内容を見たんですか？』
アイスバーグ「あぁ、悪いが全て見させて貰った。どういう事か説明して貰おうか。」
私は静かに殺気を放った。
『この事は内密でお願いします。貴方の功績により今回は記憶処理は行いません。しかし……』
『命が関わる時以外でむやみにバラした場合強制的に記憶処理を行います。』
アイスバーグ「ああ……………分かった……」
殺気を調節するのは難しいですね。此でも相手が気絶しないように押さえてるんですよ？
アイスバーグ「………一つだけいいか？」
『何でしょうか。』
アイスバーグ「逆に命が関わる時は言っても良いのか？」
『はい。当たり前でしょう？命は大切にするものですよ？』
アイスバーグ「そうだな………」
そして、アイスバーグ博士が部屋から出ていき部屋にいるのは私だけとなった。
もういっそのことバラしてしまおうか。………いや。ダメだ。私は普通の人では無いのだから。
他の人よりも完璧にしなくてはいけないんだ………きっと今の私の顔は酷いんだろう。
アイスバーグ博士seid
アイスバーグ「一体あいつは何を隠しているんだ？」
薬の事などは極秘となっているがギアーズからこっそり聞いた。
しかしまぁ………仲間思い……なのか………？でもあいつの顔は何処か悲しそうな顔に見えた。
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作者名：kaki kama | 作成日時：2022年2月20日 15時
