SCP財団世界で奮闘する (ページ22)

今日:31 hit、昨日:0 hit、合計:6,633 hit

テルラ「じゅうは……じゃなくて十七話だった。」ページ22

Aseid

ギアーズ「では、此れから頑張って下さい。」

『分かりました。』

今、私はギアーズ博士から業務内容の引継ぎをしていただいたところだ。

………まぁ、全部知ってるんだけれども←本当はクリアランスレベル5(今は書類上レベル2となっている)

ギアーズ博士seid

今日はSCP-053の業務内容の引継ぎをした。

しかし、何故か引継ぎをした職員の雰囲気が、私の昔の教育係だった方に似ている。

あの人はもう亡くなってしまいましたが………息子さんですかね。でもあの人には娘さんしかいなかったはず………

まぁ、また何かあった時に考えますか。

Aseid

今思い出したが私の父はギアーズ博士の教育係でしたね。

まぁ、そんなことより仕事の初日ですしオールドAIのところにでも(こっそりと)行きますかね。

ん？テルラはどうしたって？コンドラキ博士に仕事を押し付けられていますよ。

………後でマカロンでも作って持ってきますか。

～オールドAIの収容室に到着後～

『オールドAI。久しぶりですね。』

オールド「この前会ったばかりだろ。それになんだよその格好は。身長もなんか高くなってねえか？」

『男装してますからね。それに身長はシークレットブーツのお陰で170cm位に成っていますからね。』

オールド「この場に人が来たらどうするんだよ。」

『ご安心を。会話が聞かれないように結界をはったので。』

オールド「相変わらず便利だな。なんだっけ。つくる魔法を使えるんだったよな。」

『まぁ、つくるといっても限度はありますが………私がよく使う魔法はこの魔法でつくったものですからね。』

オールド「やっぱり狙われてるよな～」

『いや、誰も私なんて狙わないでしょう。テルラの方が狙われてますよ。』

オールド「なんでこんなに自覚してないんだ？(ボソッ)」

『そうだ。２人だけのときやテルラと一緒の時は昔のように"オールド”と呼んでも？』

オールド「もちろんいいぜ！」

ーーーー場所と時間が変わってその日の夜ーーーー

テルラ「めっちゃ疲れたんだけど。」

『お疲れ様です。………一つ聞きたいのですが。』

テルラ「ん？なになに？」

『何故さも当たり前かのように私の部屋で夕飯を食べているんですか？別にいいですが………』

テルラ「それはAの夕飯が美味しいからってのもあるけど、こうやって私が来ないと全然食べないでしょ？」

『………ノーコメントで。』