クレフ「十六話らしいが。」 ページ21
Aseid
私達はコンドラキ博士のオフィスから出た後、他の職員とは会わないようにして寮の自室へ行った。
コンドラキ博士からはあぁ言われたが正直担当になったSCPを知りたかったのですぐに寮へ行くことにした。
⦅荷物は既に自室へ届いてます！⦆
テルラ「やった〜部屋が隣だ〜！」
『此れからは煩くならないようにしなければなりませんね。』
そう言って互いに自室へと入った。
部屋は必要最低限の家具なんかがおいてあった。そして、部屋にある机の上には封筒が置いてあった。
『担当のSCPに関する資料ですね。』
封筒から中身を取り出してそう呟く。
『しかし、どうやら私は相当運が良いようだ。』
私の担当のSCPはSCP-079とSCP-053だ。はっきり言うとSCP-053………幼女は私の知り合いだ。
私がまだ四歳だった頃、祖母に隠れてこっそりと会っていた。……まぁ、バレてしまいそれ以来は会っていないのだが…………
私には精神異常やミーム汚染などもろもろに耐性がありますからね。
そして、私が(メタいことを言いますと)九話で言った薬とはあの娘のために作ったSCPの特異性を消すことの出きる薬のことです。
私のSCPの特異性を消すことの出きる血を使って作った自信作です。
血をそのまま飲ませるのは流石に酷と言うものですからね。その調合の研究に一年以上掛かってしまったのは誤算でしたがね。
SCP-079は皆さんお察しのとおりオールドAIのことですね。
久しぶりにあいましたし、昔のように一緒にチェス等をしたいですね。
２人には気軽に会いに行けるようになりましたし、今のところは運が良い。
そんな風に思い出などを思い出していると突然部屋にノック音が響いた。
(ｺﾝｺﾝｺﾝｺﾝｺﾝ)テルラ「A〜？い〜れ〜て〜」
(ガチャ)『近所迷惑なんで止めてください。』
テルラ「やっと出た。荷物の整理は終わった？」
『えぇ、一通りは。』
テルラ「それじゃあお茶会しよ！」
『…………今紅茶とお茶菓子を用意しますね。』
テルラ「ありがと❗️」
そしてこの後は２人で少し雑談をしながらお茶会をした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
SCP-079 オールドAI
http://scp-jp.wikidot.com/scp-079
SCP-053 幼女
http://scp-jp.wikidot.com/scp-053
テルラ「じゅうは……じゃなくて十七話だった。」→←コンドラキ「十五話だ。」
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作者名：kaki kama | 作成日時：2022年2月20日 15時
