Iris【柿原徹也】

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家の前について改めて社長にお礼を伝えた








貴方「送ってくれて本当にありがとうございました！」

柿原「どういたしまして〜」

貴方「ご飯もご馳走でした！今日すっごく楽しかったです！社長の事沢山知れましたし！」

柿原「そりゃよかった笑 俺も今日聞いた事まとめて資料作るから。お前をバンバン売り出すためにな」

貴方「よろしくお願いします！！！！」








社長に向かって敬礼のポーズをするとケラケラと楽しそうに笑っていた







柿原「初レギュラー頑張れよ」

貴方「はい！」

柿原「お願いも考えとけよ〜」

貴方「お願い？」

柿原「爪痕残せたらなんでもお願い聞いてやるって言っただろ？笑」

貴方「そうだった！！え〜どうしよっかな〜！」








なんでもって言われると逆に思いつかないな〜
高級焼肉店に連れてって貰うとか！？フレンチ料理もいいな〜！







柿原「ま、考えとけよ笑」

貴方「はーい！」

柿原「それと明日は10時から収録だから事務所に9時集合な」

貴方「はーい…」

柿原「遅刻したら俺の雑用係な」

貴方「絶対嫌だ！！」

柿原「嫌なら遅刻すんな笑」

貴方「しません！」








雑用係なんて絶対に嫌！！！
ただでさえ面倒くさがり屋で自分の事もまともにできないのに人の事なんてもっと無理！
絶対寝坊しないようにしなきゃ


グッと意気込んでいると社長はクスッと笑って私の頭にポンッと手を置いた








柿原「んじゃ今日はお疲れ様。明日もよろしくな！」

貴方「…」

柿原「？A？」

貴方「へっ？あ、いえなんでもないです！お疲れ様でした！」








私を見つめる社長があまりにもかっこよくて、綺麗で思わずボーッとしてしまった
慌てて反応すると車に乗って帰っていく社長を見送り家の中に入った








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