狙われたふたり。2 (ページ10)

今日:21 hit、昨日:13 hit、合計:17,754 hit

60 ページ10

玉

夜ご飯を食べて、早々に
部屋に向かった2人。
2人の様子がおかしい、いつもと違うことは
分かっていたけれど、
ただ眠かっただけなのかなとか
考えて言わないようにした。

「何か変じゃなかった？」

開口一番にそういうニカ。
みんなも思っていたようで
静かに頷く。

「でもご飯もいつも通り食べていたし。
メンタルの問題？」

「今日出掛ける前、普通じゃなかった？」

確かに。それが引っかかる。

「出掛けている間、誰か来たとか？」

「いやそれはないでしょ。
出ちゃだめって言ってたし、何よりここ
セキュリティ万全じゃん。」

「インターフォンの履歴見て見ます、、？」

確かに。見た方がいいのかも。
何となく怖いんだよな。
何かありそうな予感がするの。

結局全員で見ようということになり、
インターフォン前にみんなで集まる。
異様な光景だよな。

「行くよ。」

「誰だこいつら。」

そこにはお昼ごろに男数名が映っていた。
誰だよ。
しかもめちゃくちゃバンバン叩くじゃん。
「そこにいるの分かってるから。」
どういうこと？2人がいるのバレてる？
てかここが俺らの家ってバレてるの？

「とりあえず、誰かが来たんだな。
でも中に入ったかはわからないし、。
入れるはずがないと思う。
こいつらに怯えているのか、、？」

「そうかもしれませんね。
明日聞きましょう。」

「じゃあ明日、おやすみ。」

ということで、
俺らも早くに寝ることにした。