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安
何か内輪揉め？してんのかわからないけど
何かごちゃごちゃ喋ってる。
この先生と言われてる人が1番偉いのかな。
てか何の先生だよ、。
「とりあえず、ご飯食べましょう。
彼ら、すぐ起きないでしょう？」
「ええ、そうですね。行きましょう。
おい、お前らここに居ろよ。わかってるな？」
ご飯行ったのか、、？
はあ、どんだけ自分勝手なんだよ。
てか俺らいつ解放されるの。
北山くん、佐久間くん、どうしたんだろう。
「みなさん、久しぶりっすね！
安井くんとか特に！お元気でしたか？？」
「声でかいよ！小声で喋ろう。
あいつらどこにいるか分かんないし。」
「てかこの手錠、俺ら片手だけ付いてる感じですかね？
みんなで協力すれば外せそうじゃないっすか？？」
何を馬鹿な。
鍵がないと外れないって。
「あ！外れた〜。」
「え？どうやって？」
「目一杯、力入れたら取れました！！」
凄。怪力すぎる。
ん？あそこ何か光ってない？
まさか鍵、、、？
「ねえ、あそこ何か光ってない？
もしかして鍵だったりする？？」
やっぱり鍵だったみたいで、
俺らはすぐ解放された。
北山くんと佐久間くん、、見るのも痛々しくて
思わず目を逸らしてしまう。
とりあえず、2人の手錠も外して、服を着せる。
ここから出ないと危険ということはみんなわかっては
いたものの、現在地が分からない。
とりあえず、外に出て見たけど、「山、、？」
近くに何もなく森林が広がっていた。
兎に角、連絡しなきゃ。と思ってたら
後輩が既にしていて、今電話がかかってきた。
『現在地送れる？とりあえず、向かうわ。』
「ありがとうございます。でも近くに何もなくて。
でもあいつらいつ帰って来るか分かんないので
どうすればいいか、困ってて。」
『とにかく、急いで向かう。
と言っても都心から大分距離あるから
1時間〜1時間半ぐらいかかると思う。
隠れそうなとこあればそこで。
移動したらまた現在地送って？』
「了解です。」
どうしよ。この先。
「とにかく、ここから出ないと。
少し歩きますか？」
「俺、北山くん持ちますね。
え、軽い。痩せすぎ。」
裸になった時も思ったけど、瘦せすぎてる。
2人共、筋トレをやってて筋肉ちゃんとあるイメージだったんだけど
筋肉というか肉がないというか。
「あ、車。
もしかしてもう着いたのかなあ？」
早い、早すぎる。
さっきのあいつらが帰ってきたんだ、、！
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作者名：でん。 | 作成日時：2023年10月23日 20時
