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「俺、お2人のこと超嫌いで、どうにか出来ないかなと思って
先生に相談したんですよね。あ、大学時代の先輩でお世話になってて。
そしたら先生がそういう人たちを紹介してくれたんです。
あ、最近逮捕された、お前らをボコってもらってた人たちね。」
「病院って意外とそういう人の繋がりあるんですよ。
彼らは、あなたたちのこと気に入ったみたいでして、
可愛がってくれたでしょう？
僕もね、1回参加させてもらったなあ、、。笑」
「まあ、俺はお前らのこと活動休止に出来るし、
先生たちは、お前らのこと気に入ってたみたいだし、
入院すれば病院に金入るし。ウィンウィンだったの。」
は、、？？
衝撃的すぎて意味分かんない。
嫌いだからボコってもらった？なんそれ。
てか、普通に俺らのこと「お前ら」って。なんなん、こいつ。
すると、突然包丁を取り出してきた。
「これさ、あの時と同じように雑菌付けたやつ。
本当はお前に刺すつもりだったの。
なのに、またあいつが邪魔したんだよ。」
「こ ろしたいならこ ろせば？」
「こ ろさない。
北山があんな状態になるとは思っていなかったけど、。
し んだらつまんないじゃん。
だからごめんね？」
反応する間も、抵抗する間もなく
太腿付近を刺された。
段々意識が遠のくのがわかる。。
北山くん、こんな痛かったのか。
てかあの足の傷、、俺を庇ったんだ、、。
俺も切断することになるのかな。。
なんだかざわざわして、目を開けると
口々に俺の名前を呼ぶ声が聞こえる。
俺、生きてるの？？
「佐久間、良かった〜〜
まじ心配したんだからな。」
先生の診察を受ける。
ん、容体が安定したら退院？？
「ちょ、ちょっと待ってください。
俺の足、刺されたんですよね？
同じような雑菌を付着させてるって言ってました！！
俺の足は足は、、、え、、無、、、事 なの？」
「盗聴器やGPS付けたままだったから
すぐ救急車と警察を呼べたの。
先生の治療が早くて無事だよ。
あ、あとあの場にいた病院の先生とスタッフさんは
捕まったから大丈夫だよ。」
「また、俺だけ、、」
「え？」
「俺だけ助かったの？なんで？？
北山くんだけあんな辛い思いして？？？
なんでこんな、、、無理だよもう、、。」
俺は絶望した。
し にたかったわけではない。
助かったのが俺だけだったのが辛かった。
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作者名：でん。 | 作成日時：2024年3月24日 16時
