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今日は佐久間の病院行くんだ。
康二、目黒、ラウは仕事があって来れないけど、
他5人で行くつもり。
案内のところにいって
話すると、ICUにいるらしく
まだ容体が安定していないため、
少人数での入室になるかもしれない。
顔が見られるだけでいい。
俺と照が先に入ることとなった。
顔から足まで怪我していて
包帯が痛々しい。
でもいつも通り声を掛ける。
「さくま〜〜寝坊なんだけど?笑」
首をかしげながら言うと、「あざとい警察です逮捕!」とか
言われるのかな、、久々に聞きたいな、、。
普通にたわいない話して、
照が泣き笑いのような顔で
ずっとさくまの手を握ってる。
「あれ?」
「どした?照。」
「何か指動いた気がしたんだけど、、。」
「え!!?嘘。さくま!!」
その声に反応したのかは不明だけど、
確実に手が動いた。
その後、ゆっくりと目が開いた。
「あ、ナースコール!」
「さくま、わかる??」
すぐに担当医師や看護師さんが来てくれて
容体を確認するようなので、退出した。
すぐ近くにふっかたちがいた。
「佐久間何かあったの?
看護師さんたち入っていったけど。」
「目覚めたんだ。さっき。
今、診てもらってる。」
「え!?嘘??よかった。
とりあえず安心した。」
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作者名:でん。 | 作成日時:2021年6月7日 12時