家に帰るとどこぞの教祖様がいました。

どこだと思います？ ページ34

『何とも言えない感じですね。文には表せませんが、単語で言うと哀れと滑稽…ですかね』




童「そうだねぇ、俺も可哀想だなぁと思ったかな」




『…誰も親や信者の事だとは言ってませんよ？』




童「…俺？」




『哀れ、というより可哀想が合ってますかね』




童「俺が可哀想ねぇ…」




『話を聞いた限りでは、そう思いました』




童「へぇ…因みにどこが？」




『どこだと思います？』




童「分かんないから聞いてるんだけどなぁ」




『とてつもなく簡単にまとめて言うと知らないことが可哀想ってとこです』




童「もう少し詳しく言って欲しいな」




『もう少し人間らしくなれたら教えてあげます。あと、もう夜なので寝ていいですか』




童「もう少し話していようよ」




『お休みなさい』




童「待ってよAちゃん」




『眠くなって来たんですよ、ということで寝ます』




童「えー」




『…分かりました。寝付くまでは話し相手になるので寝室行きましょ寝室』




童「……はーい」




不満そうだがそんな事は知らん、学生の朝は早いんだ、早く寝かせろ




そんなこんなで寝室に移動した

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