家に帰るとどこぞの教祖様がいました。

理解？ちょっと無理 ページ19

童「…Aちゃん」







『何ですか？』






三度目だなこのやり取り






童「敬語も外してくれない？」






『……は？』







なんで？






何故そんな友人のように呼ばねばならん






『嫌です』






童「えー」






えーじゃねえよえーじゃ






別に私は君と仲良くなりたい訳じゃ無いんで







次元挟んで眺めてたいんで







何時ものニコニコ顔に戻ったのは良いけど






ちょっと手に持っている扇を置いて欲しいなぁ






なんでわざわざ手に取ったのかな〜






脅しかなぁ？






だが、それで折れる私ではない






『なんで敬語を外さ無きゃいけないんですか』







ここは粘る







距離縮めたくないから







童「外して欲しいから」








なるほど分からん







『私は外したくないです』








童「なんで？」






仲良くなりたくないからだよ







まあそんなこと言ったら何されるか分かんないから言わないけどね！







童「どうしてもいや？」






そんな可愛こぶって、首傾げても嫌なもんは嫌でね







「嫌です★」






微笑み＋小首傾げるで返してやった







何故かって？








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