◇42話 ページ44
あれから湾田君達に聞いた話によると
蓮助君から藤堂さんに告白したらしい
それから何度も2人が一緒に居るのを目撃した
私は見たくないからよく屋上に居た
貴方「…………今日は星が綺麗だろうな。」
空は雲ひとつない青空
あの日を思い出すな……
私の頬にまた涙が伝う
流してもまた溢れてくる
貴方「ッ……、ヒッ…くぅ……ッ！」
戻りたいよ…あの時みたいに……
一層の事……ここから飛び降りたら……楽になれる……？
私はゆっくり屋上の柵に近づいた
これを乗り越えたら……もう悩まなくて済むんだ……
柵を乗り越え私は……空中に身体を預けた……
落ちる寸前に誰かに腕を引かれた
貴方「え……っ。」
私の視界がぐるりと逆転する
背中には冷たい床があった
浪川「てめぇ………何してんだよ……ッ」
貴方「蓮………助君………。」
飛び降りようとした私を屋上に引き戻したのは蓮助君だった
私は掴まれた腕を力いっぱい振ったが離してくれない
貴方「離してください！」
浪川「離したら…また飛び降りんのか…？」
貴方「そうですよ…！浪川君には関係ないでしょう！」
浪川「関係なくねぇ！」
蓮助君が怒鳴った
どうして？関係ないじゃない…
もう……あなたの目に私は映ってないんだから…
貴方「…………もう、私に構わないでください！
早く、彼女のところに戻ったらどうですか………？」
私は嫌味ったらしくそう言うと蓮助君は悲しそうに顔を歪めた
なんでそんな顔をするの…？
あなたが私を突き放したのに……どうして……？
浪川「………分かったよ。」
とだけ言うと蓮助君は屋上を出て行った
蓮助君………あなたは何を考えているの…………？
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イナイレ好き - 今日夢主ちゃんが誕生日だーーーおめでとう！ この話面白くて好きです (2020年5月18日 7時) (
レス) id: 573d988362 (このIDを非表示/違反報告)
*てまり☆リズム*(プロフ) - なぽんさん» なぽんsの小説ほとんど読んでるけど、いつもスゴいとしか思わない(*^^*) (2013年12月17日 18時) (レス) id: 248f358cd5 (このIDを非表示/違反報告)
なぽん - *てまり☆リズム*さん» 私なんかまだ全然ですよw (2013年12月16日 21時) (レス) id: 724874acc3 (このIDを非表示/違反報告)
*てまり☆リズム*(プロフ) - なぽんsキャラをつかんでる感じですごいなぁっていつも思います (2013年12月16日 21時) (レス) id: 248f358cd5 (このIDを非表示/違反報告)
なぽん(プロフ) - ジェミニ☆( ﾟдﾟ)さん» いったるぞー！ (2013年11月7日 21時) (レス) id: ec5c07e80d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なぽん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ranmasa-/
作成日時：2013年9月16日 17時
