小さくなったのは工藤新一のいとこで天馬の彼女part３

第90話　イチかバチか ページ36

その後、わたしは敏也さんの働いているクラブハウスに行った

クラブハウスの中で環さんを見つけた

彼女の視線の先は敏也さんだった

A「(そうか、環さんがパーティー会場に来ていたのは敏也さんを尾行してたからなんだね)」

ギュイーン

突然、演奏が止まった

敏也「てめーっ！何で毎日毎日俺をつけ回すんだよ！」

環「気になる？」

敏也「何っ？」

環「あんたが射殺した２人の刑事の代わりに、私があんたの殺人の証拠を見つけてやる！！」

環さんは敏也さんに指を指しながらそう言い、クラブハウスから出て行った。私もその後を追った

A「おとりになるつもり？」

私の言葉に環さんが振り向く

A「お姉さん、仁野保さんの妹の環さんだよね？１年前、お兄さんの口論していた相手が小田切敏也さんで父親が警視長のため、事情聴取されなかったことをつきとめたんでしょ？」

環「お嬢ちゃん、誰？」

A「明智ミサ･･･探偵だよ！」

環「探･･･偵･･･？」

A「もし、環さんがお兄さんのことを本当は好きだったとしたらお兄さんをじさつとして処理した刑事さん４人を恨んだかも知れないね」

環「大っ嫌いよ！兄なんて。事件を調べているのはただ真実が知りたいからよ！」

A「だったら、イチかバチか、敵の本拠地に乗り込んでみよう！」

環「えっ？」

えええええええええええ！？→←第89話　見つけた　主人公side

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す