No.3 ページ4
※少し変更しました
無事にスーパーでメモに書かれているものと今日の晩御飯を買うことができた。
しかし、帰っている途中で前からガラの悪い男達が来ていた。
今日は本当にツイてないなぁと内心思いながら端っこを通っていたら男達のうちの一人がワザと肩をぶつかってきた。
思わぬ事態に冷や汗をかいたが、普通にぶつかっただけで何も起きなかった。
あれ、千冬くんのときみたいにならない……
妙に思っていたらいつの間にかぶつかってきた男達に囲まれて一気に現実に戻される。
「おいおいぶつかっといて謝罪はねえのかよォ」
『すっすみません……』
「よく見たら結構可愛い顔してんじゃーん!」
「今から俺たちと遊ばね?」
ニヤニヤと怪しげな笑みを浮かべながらこちらを見る男達に恐怖で身体が震えるのを感じる。
下品な笑い声を上げながら近づいてきてもうダメだと思っていると目の前にいた男が急に視界からいなくなった。
ドスを聞かせた低い声が聞こえてきたのでそちらに視線を向けると、そこには黒い長髪に太めの眉が特徴的な男の子がいた。
さっきの男は彼に殴られて完全に伸びきっていた。
「テメェら邪魔なんだよ」
仲間を一瞬でのされた上にギロリと睨まれて男達は情けない声を上げながらそそくさと退散していった。
「ンだよ情けねェ連中だな」
『あ、あの……』
「ア?」
彼の鋭い視線がぶつかって思わずたじろいでしまったが、咳払いをして気を取り直す。
『さっきは、ありがとうございました。』
「別にお前を助けたわけじゃねェよ。」
『それでも…助かったのには変わりないです。』
もしこの人がいなかったら今頃もっとひどい目にあわされていたかも。運が良いのか悪いの分かったもんじゃない。
想像するだけで恐ろしく血の気が引くのを感じた。
「次から絡まれねーよう気ィ付けろ」
じゃあな、と片手をあげて彼は背を向けて歩き出した。
『ぁ、まってッ!』
パッと見た感じ彼は私と同じ学校の制服を着ていて、せめて名前を知りたいと思い引き留めようとするが私はそこで勢いよく足を滑らせしまった。
この後転ぶんだろうなと確信して痛みが来るのを待っているがいつまで経っても痛みは来なかった。
「おい!大丈夫か____」
彼が視線を下げてピシッと身体が固まってしまい何だ?とその視線を辿ると、彼の腕がちょうど私の胸に当たり右手で鷲掴みされた状態になった。
勘弁して下さい
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れな(プロフ) - めちゃくちゃ好きです、、続きみたい、、文才が天才すぎます、、お時間ある時に更新してもらえると嬉しいです、、あと個人的なお願いですけどドラケンと沢山絡ませてもらえたら嬉しいです、、完結までついていかせてください!! (2023年2月16日 14時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
渚 - ゴメンナサイ、冗談です。調子に乗ってすみませんでした (2022年1月1日 16時) (レス) id: 689f1d0164 (このIDを非表示/違反報告)
ttakedasaki0906(プロフ) - 半間くんも登場しますかね!?続き楽しみに待ってます!! (2021年11月30日 23時) (レス) @page17 id: 732dff87b6 (このIDを非表示/違反報告)
渚 - 神らぁー!もうやめて!渚のライフはゼロよ!ついでにだれかぁー!オレの作品もこれくらいにさしてぇ!!梵天の可愛い可愛いボス【マイキー成り代わり】ってやつ!作者さんの宣伝したいレベル!作者さん!宣伝していいですか!? (2021年11月29日 18時) (レス) @page16 id: bf8590d0f6 (このIDを非表示/違反報告)
かかし(プロフ) - 朋香さん» コメントもして下さりありがとうございます!!そう言って貰えてめちゃめちゃ嬉しいです(*´ω`*)早めに更新できるよう頑張ります! (2021年11月28日 16時) (レス) id: 74dd41cf27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かかし | 作成日時:2021年11月18日 1時