助けな!2 ページ10
渋谷side
さっきまで、楽屋の外に居ったはずが、ヤスと一緒に檻の中。
なんやここ?と思いながらも目の前に居る、口髭のこじゃれた眼鏡をかけた臭いおっさんの方が
よほど気になる。
渋「ここ、どこや?」
一応、聞いてみる。
カ「ゲームの世界。知らないまま来る人、あんまりいないけどな…」
は?ゲームのなか?どういうことや?
渋「何?ゲーム?お前も敵?」
カ「あぁ、あと、ルビイっていう女と、オレイっていう男で終わり。
ルビイは、ダンス嫌いで、オレイは笑う事ができないんだ。
ま、俺は早口言葉が大好きすぎて、間違える人が嫌なんだ。」
まぁ…弱点まで教えてくれるとは、思わへんかったけど…
いい人や。おん…
タッタッ…
あ、ヨコ…俺らを助けに…?
さっきの、謝らんとな…
あ、せや。
渋「ヨコ!得意の早口言葉やったって!」
カ「ほ〜…得意なのか?なんか、やってみなさい。」
********
かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこあわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ
横「カエルピコピコ…」
カ「うぐっ…」
********
となりのきゃくはよくかきくうきゃくだ
横「とにゃりのきゃきゅは…」
カ「ふごっ…」
********
ぼうずがびょうぶにじょうずにぼうずのえをかいた
横「びょうじゅが…//」
カ「嘘だろ…?」
渋「全クリ…パーフェクトや…」
ようやく助けられ、解放……
___だが、そこから俺たちのゲームが始まっていた。
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友枝智絵 - 来たよ!評価しました!頑張ってね! (2016年3月4日 21時) (レス) id: 0c03337bc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かかし∞ | 作成日時:2016年1月23日 19時