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高橋藍side
夜10時59分
‥そういえば、どっちから電話かけるか約束してないな。
悶々としていると
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ､ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ
来た！
「もしもしA！」
??「‥何？誰と間違えてるの？」
「えっ、あ、由里香‥」
由里香「Aさんじゃ無くて残念」
皮肉を言われる。
いつもなら腹が立つけど、今はそんな事どうだっていい。もう11時になってしまった。最悪だ。
「‥どうしたの？」
由里香「あの話、考えてくれた？」
あの話、っていうのは話せば長くなるけど
由里香ちゃんが僕に、付き合ってくれないと今死ぬ！って言ってきたことから始まる。
まさか本気じゃないだろうと思った僕は、分かったよ。
そう言った。これが全ての始まり。
色んな人に彼女だって言いふらして、大変だった。
僕はいい加減疲れたから
もうこんなのやめよう、(付き合っても無いけど)別れようって言った。
いっとき落ち着いてたのに今になってまた、もう一回やり直したい、と言ってきたんだ。
「考えるもなにも、付き合ってたつもり無い。」
由里香「‥ひどい、私こんなに藍のこと好きなんだよぉ？」
「好きならやめて。迷惑してる。」
由里香「そんな言い方しないでよ、だって、私、藍とね、、」
「もう切っていい？予定あるんだ。」
由里香「何？予定って。」
「友達と電話する約束してるんだよ。もう切るから‥」
由里香「やだっ！友達って、Aとかいう女でしょ！？どうせろくでもないやつだからほっとけばいいじゃん！」
‥もう限界。
「僕のことは何を言っても良いけど、Aを馬鹿にするのは、許さないよ。」
現在時刻11時9分
やばい、約束忘れたと思われたらどうしよう
「お願いだから、切らせて。」
由里香「そんなに大事な女の子なの？」
「関係ないだろ。もういい？」
由里香「ある！彼女だもん！！付き合うって言ったじゃん！」
「いい加減にしろよ！やめてくれって言ってるだろ！？どうして迷惑かけるんだよ！もう切るから！勝手にしてくれ！」
言いたかったこと、全部言って電話を切る。
もう、疲れたよ。
あぁ、Aの声聞きたい‥
急いでラインを開くと
不在着信
不在着信
不在着信
何度もかけてくれた履歴と
"忙しいよね藍も。おやすみ。"
そっけないメッセージ。
時計を確認する。
うわ、もう20分‥
「ほんとにごめん。急に知り合いから電話来て。」
大急ぎでそう送っても
この日既読がつくことはなかった。
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RIO - 作者さん» いえいえ、全然！ 更新頑張ってください!いつも楽しみに待ってます (2021年10月9日 0時) (
レス) id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)あやか(プロフ) - 続き楽しみすぎて寝れません笑 (2021年9月22日 7時) (レス) @page27 id: 6c19d02f23 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - RIOさん» ありがとうございます、�盒兇�んそうだったんですね…西田さんはしてるつもりです！！教えてくださりありがとうございます！ (2021年9月17日 18時) (レス) id: 343a4934bb (このIDを非表示/違反報告)
RIO - 小説読ませてもらっています！あの…�盒兇�んと西田くんって関西弁だと思うんですが…それと、�盒兇�んの一人称って「俺」だったような気がします！何様やねんって感じですけど…スミマセン、できれば直していただければと思います。更新待ってます (2021年9月16日 22時) (レス) id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひらひらり | 作成日時：2021年8月15日 11時
