教えてあげる

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有岡サイド








圭人が来てくれてから誰も来なくなった









有「ねぇ、知念。俺、いつまでここに入ればいいの？」









知「前にも言ったけど、僕のことを好きになるまでだよ」









俺は学校にも行ってない。表向きは、インフルエンザの悪化で休んでることになってる









もう、いいかな









俺の気持ちなんてもういいかな。楽しく暮らしていけるし









有「知念。俺さ、」









その時SPらしき人が知念に話かけに来た









S「隣のマンションに引っ越して来た中島裕翔様から伝言があります。これから遊びに行ってもいいかと」









知「ふーん。ゆーてぃーか…いいよ。大ちゃんも会いたいでしょ？」









有「う、うん」









やった。って思ってるのかな、俺。









有「はぁ」









覚悟はしたのになぁ









ピーンポーン









知「ゆーてぃー来たみたいだよ。」









知念が玄関に向かった時、俺は希望がみえた









俺の角度から丁度見えたんだ









家に来たのは山田だったから









知「涼介！？なんでここにこれた！！」









山「俺の頭脳なめんなよ。大ちゃん、行こ！！」









でも、その時。知念が俺に近づいて来たから









俺はどうすればいいか分からなかった









だからさ









山田のところに走りはしなかった

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