第2話 ページ2
「A」
名前を呼ばれ振り返ると、tranceparentのメンバーの1人がいた。
ちょうど学校帰りの道でのことだった。
「どうした？」
Aはその男に尋ねる。
「達磨からの伝言がある」
男は周りを気にして声を潜めてそう言った。
Aは眉をひそめる。
「場所、移ろうか」
2人はそのまま人気のない路地裏までやってきた。
Aはコンテナに腰掛け男の話を聞く。
「達磨からだ。決戦だとさ」
今度は思い切り顔をしかめた。
「どういうこと？」
「日向が達磨に戻ってきてから達磨のやつら町で喧嘩ふっかけることが多くなったらしい。Aもみたことあるだろ？」
「うん。それで？」
「達磨のやつが勝てばそれで終わり。でも、tranceparentにふっかけたやつは大抵俺らのとこに負けてる」
「それでやられた達磨のやつが私らに負けたって上にチクって、そんで決戦てこと？」
Aは思わずおかしくなって笑っしまった。
ただの負け犬の遠吠えではないか。達磨も堕ちたものだ。
「まぁ、日時は明日。場所はまたメールで送るわ」
「わかった。ありがとう」
手短にそう会話を交わし2人はまた元の帰路に着いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 108人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
魄 - 秋(シュウ)さん» ヽ(*´∀｀)bﾊｰｲ (2017年12月3日 15時) (
レス) id: 95ee45f67a (このIDを非表示/違反報告)
秋(シュウ)(プロフ) - 魄さん» コメントありがとうございます！テストお互い頑張りましょうね！ (2017年12月2日 22時) (レス) id: 19f78b416f (このIDを非表示/違反報告)
魄 - あ、あとテスト頑張れ〜！私もテスト期間だわw (2017年12月2日 17時) (レス) id: 95ee45f67a (このIDを非表示/違反報告)
魄 - 続編楽しみにしてます！頑張って！ (2017年12月2日 17時) (レス) id: 95ee45f67a (このIDを非表示/違反報告)
秋(シュウ)(プロフ) - みきやんさん» コメントありがとうございます！本当ですか！めっちゃ嬉しいです…！ (2017年12月1日 17時) (レス) id: 19f78b416f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：秋(シュウ) | 作成日時：2017年11月8日 19時
