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ダニー視点




『で、どんな事した?くだらない嘘は吐かないでね』


「………夫婦がやるような事は、全部」


『そっか、そうだよね。待ってて、ご飯を作って来てあげる』


どうせ全部、上書きしてやるのだ。
台所へ向かうと、簡単に出来るお粥を作って持っていく。
今はとにかく、彼女の側にいたい。
明日からは、買い物に行って栄養有る物を食べてもらおう。


『出来たよ、簡単でごめんね』


「………」


お粥を見たまま微動だにしない。
変なものが入ってないか心配なのだろう。


『そんな顔しなくても、何も入ってないよ』


それでも動く事のない彼女に痺れを切らし、暖かいそれを2すくい程、自分の口に含ませる。
距離を徐々に詰めていくと、僕のしたい事を理解したのか、彼女は明らかに動揺を隠せないでいる。
軽く顎を持ち上げてやると、体を強ばらせたまま、抵抗しようとはしているが全く力が無い。


「ん、ふぅ、あっ、………んく!」


やっと飲み込んでくれたようだ。
久しぶりの彼女の口の中は、とっても甘かった。
その息を切らせている姿に優越感を感じて、見せつけるように舌舐めずりをすると、彼女はごくりと喉を鳴らした。


「もう、自分で食べられますから」


罰が悪そうに告げられるが、決定権は完全にこっちの物だということを忘れられては困る。


『いや、気が変わったよ。残り全部、食べ終わるまで口移しだから』


「えっ、酷い………」


ここで怒るのもいいが、少し彼女には自分の性格を知ってもらいたい。


『僕じゃあ、嫌?』


今日一番の悲しそうな顔を作ってそう言うと、案の定、はっきりと嫌とは言ってこない。
あともう一押し。


『ねえ、駄目なの?駄目なら………ちゃんと日優の口から聞かせてよ』


「駄目じゃ………ない」


元々沈んでいた瞳が、更に深くまで堕ちていく。
罪悪感で気が狂いそうになっているのだろう。
あれだけ求めていた筈なのに、日優がその瞳をしても全然嬉しくない。


『良いんだね?じゃあ、残さず食べてね!』


勤めて明るく振る舞うと、会えなかった日々を取り戻す様に彼女の唇を貪る。


「んむっ、は…ン、あっ」


あえて少しずつ、口の中が空になっても、焦らすように舌を弄んでいくと、苦しそうだった声は、とろける様な甘く鼻にかかった響きへと変わっていった。


「んぅ……やっ…ん、ぁあ、はァっ」


『ちゅっ、ハァッ……く、可愛いよっ、日優!』

・続き→←・続き 注意:ここから、少しピンクが入ります



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みあき ななち - ダニエル・ディケンズ…なんかどのキャラよりも依存性高い…罪な目玉コレクターだぜ… (6月20日 4時) (レス) @page16 id: 1028d3fc8a (このIDを非表示/違反報告)
ダニー推しかもしれん - こういうあっまいのもたまにはいいね てかこの小説のおかげでダニーの事もっと好きになった…かも? (2022年12月10日 12時) (レス) @page16 id: 2a7aada8e8 (このIDを非表示/違反報告)
冥土フウカ(ダニー先生と結婚したい人) - これを見て夢小説好きになりました!ダニー先生がこの世で一番好きです!頑張ってください!!!! (2022年7月11日 17時) (レス) @page2 id: 25f5f6b694 (このIDを非表示/違反報告)
らんるありー(プロフ) - これを機にダニー先生推しになったっぴ…殺天やりたいっぴ……だにぃせんせいすこぉ(鳴き声) (2020年7月8日 23時) (レス) id: 6213d0614a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルシアン | 作成日時:2020年3月25日 18時

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