36話 ページ38
「レイチェル、僕に代わって！！」
結局、三人ですべての首を飛ばし電流が止まった。
「お……せぇんだ………よ！！」
ーーーー凄いわぁ！本当に生きてる！！！ーーーー
キャシーは、本当に嬉しそうに話している。
何がそんなに興奮するのだろうか？
ーーーーここは、三人の努力を買って通してあげる。
でもセリー、貴方、どうしてここの仕掛けがすぐ分かったの？ーーーー
言ってもいいのだろうか？いや、止めておいた方がいいか。
『………なんとなく、そうではないかと思ったんです。だって、おかしいでしょう？こんな変な人形。』
「ふぅん、まあ納得してあげるわ。
さあ、さっさと次の扉に行って？」
少し疑われているが、まあ、最初から知っていたなんて、気付かないだろう。
「いかにも危険そう………。」
毒ガスの部屋の前までやって来た。
「セリー、何の部屋か知ってる？」
『毒ガスの部屋だよ、四人で入るのは苦しいかも。ガスマスクは、一つしかない。』
キャシーに聞こえないように、小声で話す。
そして、皆にこう提案した。
『人数が多すぎても大変だし、せめて二人くらいで入る方がいいかと。
どうしますか？』
「そう、…………皆が入らないなら、私が入るけど。」
「あ？お前一人じゃ危ねぇだろ、それなら、俺も入ってやるよ。」
「えっ、危ないよレイチェル、代わりに僕が………」
「あぁ？！何で俺がこの墓掘りやろうと一緒に入らなきゃいけねぇんだよ！！」
『じゃあ、ザックとレイチェル、お願いしていいかな？』
そして、レイチェルに耳を寄せて、言った。
『説明のビデオが終わったら、天秤みたいなのがあるから、死体の足を乗せるの、重石と釣り合わせて。
あと、通気口の中。カードキーの入れる位置は、本当に気を付けて。』
きっとキャシーには聞こえていない。
「何話してんだ、早く行くぞ。」
「じゃあ、行ってきます。」
『ありがとう、気を付けて！』
「気を付けてね！！」
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ルシアン - 紫猫さん» ありがとうございます、そう言って頂けて、凄く心強いです！！これからも、どうか宜しくお願いします！！！ (2019年5月3日 1時) (
レス) id: 8e18340e64 (このIDを非表示/違反報告)
紫猫(プロフ) - お疲れ様です。今回もとても面白かったです！機材の不調は自分には何も出来ませんが応援しています。頑張ってください！ (2019年5月1日 23時) (レス) id: 06b40f4b56 (このIDを非表示/違反報告)
ルシアン - ツンデレっぽくなってしまいましたが、今は初めてあんなに好き好き言われたから、戸惑ってる感じですかね？夢主ちゃんを好いている訳では無いかと。 (2019年3月28日 22時) (レス) id: e17bcf6385 (このIDを非表示/違反報告)
hinasnow(プロフ) - ダニー先生まさかのツン多めのツンデレですか！？ (2019年3月28日 22時) (レス) id: 06b40f4b56 (このIDを非表示/違反報告)
ルシアン - マジですか、まさかの夢主ちゃんファンが現れた？！夢主ちゃんも喜んでると思います、もしかしたら好きになっちゃってるかも？ (2019年3月27日 2時) (レス) id: e17bcf6385 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルシアン | 作成日時：2019年3月8日 2時
