20話 ページ21
『あ、あの、出来たら、エディにも食べてもらいたいなって思うんですけど…………』
エレベーターに乗っているとき、聞いてみた。
もっとエディと仲良くなりたいし、ご飯は大勢で食べたほうが美味しい。
「なら、エディのフロアに寄っていくか。」
B4で止まると、エディはお墓を作っている途中だった。
「あっ、神父様とセリーだ。どうしたの？」
『神父様と一緒に、オムライス作るんだけど、一緒にお昼、どう？』
「え、いいの？じゃあ、出来たら呼びに来てほしいな。
今、丁度取り組み中なんだ。」
『オッケー、わかった。じゃあ、また後で。』
「さあ、ダニーのフロアに戻ろうか。」
フロアに到着し、準備をする。
「包丁の使い方は、分かるかね？」
馬鹿にしたような口調で言われる。
流石に、この年で分からなかったらヤバい。
『流石に分かりますよ。』
そうか、と、鼻で笑われる。
良い人なんだろうけど、やっぱり少し腹が立った。
「まず、人参と玉ねぎを微塵切りにしてだな………」
言われた通りにやっていく。
手順などをしっかりと覚えて、上手くできたら明日の夜にでも先生に作りたい。
「少しケチャップが多い気がするが……」
『あっ、本当だ………ま、いっか！！』
こうやって料理をするのは、何時ぶりだろう。
時間が流れるのは早いもので、もう最後の仕上げ、玉子の上にケチャップで絵を描く工程になった。
「まぁ、玉子は歪になってしまったが………何を描くのか、決めているのか。」
『はい、海苔ってありますか？』
「ああ、あるが。」
海苔を貰うと、それをある形に切って、裏にケチャップを塗り、貼り付けた。
「これは、エディか？」
『はい！！』
これで完成だ！！
オムライスでエディを作るという発想は、昔見た殺天カフェのサイトでメニューにあったからだ。
どうしても、作ってみたかったから、嬉しい。
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ルシアン - 紫猫さん» ありがとうございます、そう言って頂けて、凄く心強いです！！これからも、どうか宜しくお願いします！！！ (2019年5月3日 1時) (
レス) id: 8e18340e64 (このIDを非表示/違反報告)
紫猫(プロフ) - お疲れ様です。今回もとても面白かったです！機材の不調は自分には何も出来ませんが応援しています。頑張ってください！ (2019年5月1日 23時) (レス) id: 06b40f4b56 (このIDを非表示/違反報告)
ルシアン - ツンデレっぽくなってしまいましたが、今は初めてあんなに好き好き言われたから、戸惑ってる感じですかね？夢主ちゃんを好いている訳では無いかと。 (2019年3月28日 22時) (レス) id: e17bcf6385 (このIDを非表示/違反報告)
hinasnow(プロフ) - ダニー先生まさかのツン多めのツンデレですか！？ (2019年3月28日 22時) (レス) id: 06b40f4b56 (このIDを非表示/違反報告)
ルシアン - マジですか、まさかの夢主ちゃんファンが現れた？！夢主ちゃんも喜んでると思います、もしかしたら好きになっちゃってるかも？ (2019年3月27日 2時) (レス) id: e17bcf6385 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルシアン | 作成日時：2019年3月8日 2時
