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18話 ページ19

「あ、ダニー、来てたの。それと、横の子は………神父様が言ってた、新しく入るかもしれない子かな?」


B4に着いてすぐ、エディと会えた。


「ああ、そうだよ、結局、新しく入ることになった。」


「そっか、よろしくね!!僕の名前は…………」


エディが話そうとしたところで、先生がさえぎる。


「彼女なら君の事知ってるよ。」


「え?」


『えっと、それは………』


ダニー先生に話したときのように、なんとかエディにも信じてもらった。


「…………そっか。だから神父様も、変な子って言ってたのか。
そういえば、君の名前、聞いてなかったね。それと、フロアはどうするの?」


『セリー・チュアールっていいます。フロアは、ダニー先生のフロアに………』


「えっ、ダニーのフロアに、一緒に?!」


『う、うん。』


私達の、気まずそうな雰囲気を察したのか、エディはそれ以上何も言わなかった。


「そ、そっか、じゃあ、死体は僕がちゃんとお墓に埋めておくから、安心して!
準備とかもあるだろうし、今日はもう帰ったら?」


「ああ、そうさせて貰うよ。」


『うん、ありがとう。』


エディとはお別れして、B5に戻る。


「君の部屋を案内するよ。ついてきて。」


余ってる部屋なんて有るのだろうか?
エレベーターをでてちょっと歩いたところにある、ソファーや長机が並んでいる場所。
そこの、ゲームでは調べられなかったところに扉があった。
先生について入ってみると、厨房のような所があり、その奥にあったいくつかの扉の、一番端に入った。


「ここが君の部屋。本当は倉庫だったんだけど、何も置く物も無かったし、使って。」


「は、はい、ありがとうございます。」


「僕は、昼間は仕事に行ってて居ないから。
ご飯は神父様に貰いに行って冷蔵庫に入れとくか、厨房は好きに使ってくれ。」


「ありがとうございます。」


「あ、あと、必要なベッドとか机とかは、僕が神父様に頼んでおくよ。
トイレとかお風呂とかも、厨房から入れる部屋から行けるから。」

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ルシアン - 紫猫さん» ありがとうございます、そう言って頂けて、凄く心強いです!!これからも、どうか宜しくお願いします!!! (2019年5月3日 1時) (レス) id: 8e18340e64 (このIDを非表示/違反報告)
紫猫(プロフ) - お疲れ様です。今回もとても面白かったです!機材の不調は自分には何も出来ませんが応援しています。頑張ってください! (2019年5月1日 23時) (レス) id: 06b40f4b56 (このIDを非表示/違反報告)
ルシアン - ツンデレっぽくなってしまいましたが、今は初めてあんなに好き好き言われたから、戸惑ってる感じですかね?夢主ちゃんを好いている訳では無いかと。 (2019年3月28日 22時) (レス) id: e17bcf6385 (このIDを非表示/違反報告)
hinasnow(プロフ) - ダニー先生まさかのツン多めのツンデレですか!? (2019年3月28日 22時) (レス) id: 06b40f4b56 (このIDを非表示/違反報告)
ルシアン - マジですか、まさかの夢主ちゃんファンが現れた?!夢主ちゃんも喜んでると思います、もしかしたら好きになっちゃってるかも? (2019年3月27日 2時) (レス) id: e17bcf6385 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルシアン | 作成日時:2019年3月8日 2時

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