【工藤新一】ずっとお前の事が好きだ。

12話 ページ14

私side



私『そういえば、黒羽君…帰るの早かったな〜…






もうちょっとお話ししたかったな…』








新一に黒羽君のことどう思っているのか聞かれた後に







私は少し残念そうな感じに思った。







あの後、もう少し長く黒羽君と居られると勘違い…してたのかな…？







何か…すっごく恥ずかしい…。








朝の登校中に新一に誘われたアイスも断ったし。







申し訳ないことしちゃったな。







そういえば…





新一に黒羽君のこと、「恋愛的な意味でか？」と聞かれた時…







自分が黒羽君に対しての感情が分からなくなった。







私は恋愛なんてしたことない。







今までずっと新一の側に居たし、正直周りの男の子に興味がなかったから。








恋愛感情っどんなものか分かんないんだよね。







黒羽君のこともっと知りたいって思うのは…






恋愛感情なの…かな？






普通に友達として？






でも、男の子に興味持ち出したのは初めてだし…







私「う〜ん………」






新「どうした？」





声に漏れていたのか、隣に居た新一が聞いてきた。






私「いや…新一に黒羽君の事聞かれて、






黒羽君への感情がどんなものか





よくよく考えててさ…」








新「そ…そうか……。







まぁ、ただの友達だろ。





あんま気にしてんじゃねーよ」





私「ま…そうだよね」





新一が黒羽君に会ってから、何か顔が怖いというか…





なんでだろう…。






そうこう考えてる内に、私の家に着いた。




私「送ってくれてありがとうね」



新「帰る道一緒だしな。それに、


この前みたいに、危ない目に遭うと悪いからな…」




そう言って新一は私の頬に手を触れた。




私「新一……？」



新「………いや…なんでもない。




また明日な」





少し寂しそうな顔をして新一は帰って行った。





そういや、黒羽君も此処で私に触ってきた…





触ったっていうか、手の甲にキスを……





私「………///」





思い出したら恥ずかしくなってきちゃった




ﾋﾟｺﾝｯ




私「ん……？」





黒羽君からメールだ！！



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今日はすぐに帰ってごめんな！^^;

工藤にちゃんと送ってもらったか??

また危ない目に遭わないように気を付けろよな！


あとさ、今週の日曜日予定あるか？

一緒にトロピカルランドに行かねーか？

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