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中1、春。
小学校から同じ女子校に通っているので、周りの顔ぶれはほとんど変わらなかった
私は体験入部を終えた後、バスケ部へ正式に入部した。
私を含めて入部した1年生は5人だった
うちのバスケ部は弱小チームで、中高一緒に練習をしていて、全体の人数はわずか17人ほどだった。
でも私にとってどうでもよかった
ただ楽しくバスケがしたかっただけだから
私は3つ上の兄がバスケ部に入っていて、昔から兄と沢山バスケをしていたため、練習を始めた当初から、私は1人ずば抜けた技術を持っていた
初めての試合は同期の中で私だけスタメンに選ばれた
でも同期全員応援してくれた、私も負けないといっていいライバルになってくれた
私はそれがとても嬉しかったんだ。
そして勇気が出た
昔から人見知りで中々自分の意見を言えない人間だったのだが、部活動の間は少しずつ自分の意見を出せるようになった、
それがいけなかったのかもしれない。
中学2年生、夏
この時期から私は違和感を覚え始めた
きっかけはなんだったのか今でも分からないが、ある日を境に同期全員が私への態度が素っ気なくなった
皆が話している時、私が意見を出すと全員が黙り、今まで全員で体育館に向かっていたのに置いていかれるし、2人ペアでやるものも、今までは3.2に別れてやっていたのに、入れては貰えなくなった。
土曜日の練習もお昼ご飯を食べる時1人だけ誘われず、もちろん席すら空いてない。
独りロッカールームでご飯を食べた
同期全員が集まって自主練しているコートに私も入ると「なんかこっちのコート人数多いよね」といい全員で反対のコートに行ってしまう。
私はその日から自分の意見を、絶対に言わなくなった、、言えなくなった。
全員に気を使って、優しく接していればまた元に戻れるかもしれない、
私は作り笑いが上手になった、1歩引いて独りで歩いて、とにかく笑ってた
先輩に悟られたくなかった。惨めだなと思われたくなくて必死に食らいついて、私は平気だというアピールをした
自主練の時間も4人が楽しそうに2対2の練習をしている間、別のコートで独り1番得意な、離れた所からのシュートを練習して、練習して、練習した。
そんな日々が1年続いた
同期で唯一スリーポイントシュートが出来る人間になった。先輩に負けず劣らないシュート率になった。
先輩には沢山褒めてもらえた
そんな時、私たちの引退試合となるものがやってきた
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☆ねこ☆ねこ☆ - 夢主ちゃん無自覚に降谷さん達殺しにきてるなぁ(笑)過保護になりそう(笑) (6月17日 14時) (
レス) @page40 id: 1b5a174a77 (このIDを非表示/違反報告)
みあ(プロフ) - 女子校とは思えない性格でちょっと..... (2022年12月26日 3時) (レス) @page2 id: 044fba28d8 (このIDを非表示/違反報告)
優 - パーソナルスペースって広い程フレンドリーって感じだったと思います！ もし違ったらごめんなさい！ (2022年6月26日 18時) (レス) @page12 id: 13987b5df4 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶しのぶ - おもしろいです！更新頑張ってください！ (2020年6月13日 23時) (レス) id: 70e2d8bd25 (このIDを非表示/違反報告)
天野陽菜 - キュンときました!これからも絶対読みます！更新頑張ってください!!!!!!! (2020年5月26日 10時) (レス) id: 440185d5f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くらげ | 作成日時：2020年5月12日 22時
