恋に憧れて八日目 ページ9
赤葦side
恋愛マンガで恋を勉強なんて、ホントに可愛い人だな、なんて柄にもなく思う。確認だけれどこの人俺と同い年だからな…。
「…で、どうでした？」
「…やっぱり難しそうです。好きになった人と理想の人は違うって書いてあって…。」
「じゃあ、俺は貴方の理想の人に当てはまるところありましたか？」
「そもそも、理想って何ですかね？」
うーんと、首を傾げて一生懸命に考える姿を見て、あ、と気づく。
「…それに、恋はするものではなく、落ちるものですよ。」
「えーーー!?お、落ちる？」
やっぱりそうなのか…とつぶやくAさん。
それからすぐに目をキラキラさせ、
「どうやら、赤葦さんは恋の経験者とみなしました！」
この雰囲気…。余計な事言ったかも…と、気づくのはこれからすぐの話。
Aside
その後、一時間以上質問攻めにした私はそろそろ帰る、という赤葦さんを見送ることにした。
「…今日は楽しかったです。」
「それなら良かった。…今度はお家デートよりもどこかに二人で行きませんか？」
「…！もちろんです！」
「じゃあ、連絡とれるように電話番号は交換しておきますか。」
玄関近くの昔ながらの黒電話の隣にあったメモに電話番号らしきものを書き込むと
「コレ、登録しておいてください。」
「はい！」
私も書いて赤葦さんに渡す。
なんだかこのやりとりちょっと楽しかったのは、胸の内にしまっておこうか。
「また来ます。」
「おやすみなさい。」
そういって玄関を出て行った赤葦の後ろ姿にほんの少しだけ寂しさを感じた。
そしてしばらくして…
…って、そういや、あの電話番号家のじゃん！
いや、いいんだけどさ、携帯の方がどこにいてもすぐにでれるし。
急いで玄関を飛び出す。
走っていくとこの広い敷地の中の向こうの方にあの、背中が見えた。
距離を縮めながら、
「赤葦さん！」
名前を呼ぶも振り返らない。
聞こえなかったか、と思いつつよーくみるとどうやら、誰かと電話をしているようで。
文字数、くそくらえ！
…と言うことで次いきます。
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ユナン(プロフ) - 椿さん» はい！わかりました！ありがとうございます！コメント遅くなってごめんなさい。(´・ω・`) (2016年3月6日 23時) (
レス) id: cf8e161d90 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - です。 (2016年2月25日 21時) (レス) id: 6ddfbdbf33 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - すみません。見直しをしたらいいたい事が書かれていませんでした。本来いいたかったことは、メッセージありがとうございました。また、よろしくお願いします。 (2016年2月25日 21時) (レス) id: 6ddfbdbf33 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - お久しぶりです！母に見るのを止められていました。いつ見てもドキドキします！ (2016年2月25日 20時) (レス) id: 6ddfbdbf33 (このIDを非表示/違反報告)
sayaka(プロフ) - ユナンさん» こちらこそ、夜分遅くにすみません。久しぶりの更新にテンションMAXです！！ありがとうございます。これからも、応援しています。 (2016年1月27日 23時) (レス) id: a1946caf5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユナン | 作成日時：2016年1月8日 0時
