恋に憧れて十八日目 ページ19
赤葦side
では、また。と最後に言ってから帰る。その時にまた！と喜んでいるAさんを見て今日はデートに誘ってよかったと思った。
最初の方は心配だったけど。あの人が笑っているのは個人的に好きだ。今日もそのために頑張ったような気がする。
Aさんの家からしばらく歩いたとき、電話が鳴る。
「もしもし？京治？久しぶり！」
「…また、マリッジブルーですか。」
電話の相手は阿久利さんだった。幼なじみ…といっても立場は向こうの方が上。彼女にはもう婚約者がいてそろそろ結婚式を挙げるのだ。
────そして、俺の初恋の人。
「そんなイヤミなこと言わないの。」
「そういうわけでは無かったんですけど。」
相変わらずの無愛想さでどうにかこの場をしのごうとしたとき、
「…それについては破棄した。」
「は？」
「結婚式も、結婚も破棄。止めたの。だからさ、
───私にしない？」
「…え、」
頭がついて来ない。破棄？結婚しない？
「じょ、冗談はやめてくだ──「冗談なんかじゃないよ。本当。この前電話したとき、やっぱり私にはこの人だと思った。政略結婚なんかじゃ、手に入らない物だってあるでしょ？」
「…だからって…」
「それに、知ってるよ？京治が私のこと好きだって。だからさ、許婚さんより私選びなよ。」
「…じゃあ、なんで結婚の話を俺にしたんですか。」
「うーん…。ヤキモチさせたかったから？」
「そうですか。」
「でも、京治の許婚さん調べたら私の会社にひけに劣らずって感じだったし。」
生き生きと語る阿久利さんにため息をこぼす。でも、はい、いいですよ。なんて即答できる立場じゃない。
「ま、考えておいてよ。」
「……わかりました。」
更新遅れてスミマセン！
実はネット小説漁ってたときに迷惑メールが来るようになって、それ以来親には
「次、携帯小説読んでたらそのスマホへし折るからね。」
と、言われていまして…。バレないようにやってるのでたまに遅れます。ゴメンナサイ！
あと、歯、おかげさまで痛み治りました！ありがとうございました！
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ユナン(プロフ) - 椿さん» はい！わかりました！ありがとうございます！コメント遅くなってごめんなさい。(´・ω・`) (2016年3月6日 23時) (
レス) id: cf8e161d90 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - です。 (2016年2月25日 21時) (レス) id: 6ddfbdbf33 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - すみません。見直しをしたらいいたい事が書かれていませんでした。本来いいたかったことは、メッセージありがとうございました。また、よろしくお願いします。 (2016年2月25日 21時) (レス) id: 6ddfbdbf33 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - お久しぶりです！母に見るのを止められていました。いつ見てもドキドキします！ (2016年2月25日 20時) (レス) id: 6ddfbdbf33 (このIDを非表示/違反報告)
sayaka(プロフ) - ユナンさん» こちらこそ、夜分遅くにすみません。久しぶりの更新にテンションMAXです！！ありがとうございます。これからも、応援しています。 (2016年1月27日 23時) (レス) id: a1946caf5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユナン | 作成日時：2016年1月8日 0時
