【艦これ】島風、ほっぽ、ペット生活、始めます！【かじぺじ】 (ページ13)

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第十二話ページ13

『お、そういえば…お前ら、飯は？』

『んあ？いや、まだ食ってねえぞ』

気づけば、もう昼前だった。

…何か…何か忘れてる気がする。
そういえば、あの二匹と一緒に食べようとして用意していた朝飯、一人分減ってたな…俺達が外に行ってる間にコチュカが外に出て食ったのだろうか。
飯…飯か…

(確かクラリが出てったのが十時位…で、こいつらと会ったのが…十時半位か？で、帰ってきたのが十一時…ということは…)

『やべっクラリ飯食ってねぇ！』

『！？早く作ってやれよ！』

『お、おう！』

そう言って走り出す。…が、しかし

『…そういやクラリ何が好きなんだろ…』

『ちょっと前の俺かお前は！』

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「…あー…何かお腹すいた…」

「シマチャン、ゴハン、タベテナイノ…ッ？」

「ん、そういえばもうお昼だね。あいつらは…」

まだ何か話し合ってる。もう昼前っていうのに…

「…よし、しょーがない！私が作ったげる！」

「え！？あきっちご飯作れるの！？」

「まぁね！こう見えて家庭科の評価四だったんだよ」

「ワーイ、ナノ…ッ！タノシミニシテルノ…ッ！」

「よーし、任せといて！」

そう言って、こっそり台所へと向かう。

(冷蔵庫の中は…うわっ)

なにこれ。見たことない調味料ばっかなんだけど…
うちのですら、一目見て何となくこれだって分かるものばかりなのに…

(凄すぎてちょっと引くわ…)

それでも、何とか使ったことのありそうな調味料を手に取り、他の素材もそれなりに使い勝手の良いものを選んだ。

(とはいえ中々良いのが無かった…もうこうなったら、月並みだけど、卵とじとかでいっか！)