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潤くんは本当に家族を愛している
そんな家族を俺のせいで壊すのか……？
あの愛しい笑顔を俺のせいで奪うのか、？
……そんなことなら…
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．
「分かった……別れ…る」
ごめん………………潤くん
青「ふっじゃあまた連絡するわね？」
そう言って颯爽と去っていった
俺はしばらくの間そこに立ち尽くしたままだった
何時間経っただろう
時間のことなんて分からないくらい俺の頭の中には潤くんでいっぱいになっていた
拳には爪が食い込み血が出てる
何も出来ない自分が憎くて
情けなくて
愚かで
最低な彼氏だと思った
家に入ってもゲームも触らず
母親が帰ってきて話しかけてきても返すことが出来なかった
そして寝る前
潤くんに震える手で電話をかけた
そして3コール目で潤くんがでた
「潤……くん？」
「もしもしかず？どーしたの？」
やべ、
涙が出そうになってきた…
「いつ…空いてる？」
「んー…今月は３０くらいかな？」
潤くんの誕生日…か
「分かったその日は空けといて」とだけ伝えて俺は電話を切った
潤くん……本当にごめんね
．
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作者名：ろ~る
| 作成日時：2018年12月8日 20時
