いつまでも ___ 【 N J 】 (ページ17)

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１７ . ページ17

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青「…………別れていただけますか？」

…は？

何言ってんだ……こいつ

「なんであんたの言うこと聞かなきゃならねーんだよ。無理に決まってるだろ」

青「じゃあ……これが出回ってもいいんですね？」

そう言ってカバンの中を探り出して、

青山さんは一枚の写真らしきものを俺に差し出した

……えっ

「……おまえ、」

青「ふふ」

それは俺と潤くんが潤くんの家でキスをしている写真だった

……なんでこんな物が。

さっき水分を取ったはずなのに喉がカラカラになる

青「もし別れないのなら、これをばら撒きますよ？」

脅し…か

でも、そんなことどうだっていい

俺は潤くんと幸せならそれでいい

「勝手にすれば？」

そう言って青山さんに背を向けて家に入ろうとした

すると「待って」と止められた

「…なに」

青「松本くんはどうかな？」

「……え」

青「彼相当傷つきやすいタイプだから結構キツイんじゃない？しかも今松本くんの家には病気のお母さんだけなんでしょう？そんな状態で耐えられるのかしら？」

……っ

ふと脳内に潤くんの笑顔が浮かんだ

「俺はいいからお姉ちゃんとお母さんが幸せでいてくれたらそれでいいかな？笑」

なんて愛しそうに話していた潤くん

……どうしたらいいんだよ、

．