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春休みの雄英は、生徒がいない分どこか閑散とした印象を受ける。
職員室に入ると真面目なセメントスなどの数人の教師がいた。
軽く挨拶を交わした時、
「Foooooooo!!!!!!!!」
背後からの大音量と肩を組んできた。
プレゼントマイクだ。
「Good morning!教師諸君、今日もがんばっていこうぜ！」
朝からうるさいマイクは、残念ながら隣の席である。
「……相澤」
「あぁ、おはよう」
ん？
いつもは“イレイザーヘッド”と呼ぶのに今日は、“相澤”と高校からの呼び名だった。
「相澤、今日は無理して来なくてもよかったんじゃないか？」
「何言ってる。
学校が休みでも俺ら教師には仕事があるだろ」
返事はなく、サングラスの奥の目がまっすぐこちらを見ていた。
「…まぁ、何だ。
また今度飲みに行こうぜ、相澤」
そうだな、と返した。
たまにはそういうのもいいかもしれない。
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おちょぼけ(プロフ) - 半分ニートガールさん» 嬉しいです。ありがとうございました (2018年11月16日 16時) (
レス) id: b5b60748e6 (このIDを非表示/違反報告)
おちょぼけ(プロフ) - 卯の花さん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます (2018年11月16日 16時) (レス) id: b5b60748e6 (このIDを非表示/違反報告)
半分ニートガール - 感動いたしました。こういう話に弱いんだよｺﾝﾁｷｼｮｳ!!! (2018年11月11日 13時) (レス) id: 94956eabef (このIDを非表示/違反報告)
卯の花(プロフ) - 素敵です。泣きました。素敵なお話ありがとうございます (2018年11月11日 0時) (レス) id: 68c980d0a1 (このIDを非表示/違反報告)
おちょぼけ(プロフ) - マイさん» 最後まで読んでいただきありがとうございます (2018年11月10日 14時) (レス) id: b5b60748e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おちょぼけ | 作成日時：2018年4月7日 14時
