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…
「…い。…おい！相澤！！！」
「ん、あぁ。マイク」
マイクが心配そうにこちらをのぞき込む。
あぁそうか。
俺は今、学校にいるのか。
時計を確認すると始業の五分前だった。
俺が今年受け持つのは1年A組。
名簿を手に取り、席を立つ。
「相澤、…本当に大丈夫か？」
Aが死んでから、マイクはいつも俺のことを気にしていた。
態度を変えず、それでいて気遣ってくれる。
いい友を持ったと心から思う。
そう言えば、Aはマイクとも仲が良かったな。
何て、昨日の夜から姿を消したAをまた思い出す。
朝起きて、Aの姿がない家を見ていると、夢だったのかと思う。
Aが死んだのが夢なのか。
Aが幽霊として戻ってきたのが夢なのか。
それとも全てが夢なのか。
冷静な思考ができない。
疲れてるんだろうな…ゼリーをひとつ、手に取った。
教室に近づく度、聞こえてくる賑やかな声。
無性に腹が立つのは何故だろう。
時間の使い方が合理的ではないからだろうか。
違う。
「お友達ごっこしたいなら他所へいけ」
「時間は有限。君たちは合理性に欠くね」
ただの八つ当たりだ。
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おちょぼけ(プロフ) - 半分ニートガールさん» 嬉しいです。ありがとうございました (2018年11月16日 16時) (
レス) id: b5b60748e6 (このIDを非表示/違反報告)
おちょぼけ(プロフ) - 卯の花さん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます (2018年11月16日 16時) (レス) id: b5b60748e6 (このIDを非表示/違反報告)
半分ニートガール - 感動いたしました。こういう話に弱いんだよｺﾝﾁｷｼｮｳ!!! (2018年11月11日 13時) (レス) id: 94956eabef (このIDを非表示/違反報告)
卯の花(プロフ) - 素敵です。泣きました。素敵なお話ありがとうございます (2018年11月11日 0時) (レス) id: 68c980d0a1 (このIDを非表示/違反報告)
おちょぼけ(プロフ) - マイさん» 最後まで読んでいただきありがとうございます (2018年11月10日 14時) (レス) id: b5b60748e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おちょぼけ | 作成日時：2018年4月7日 14時
