【ごちゃ混ぜ】malattia d'amore【短編集】

【DRIFTERS】再会【Destroyer Kanno】 ページ7

夢主は菅野の部下(杉田庄一)ぽじしょん(成り代わり?)です
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……たった今、見覚えのある飛行機が墜落したのをはっきりと確認した。
「あれ…紫電改じゃないか…!!」
少なくとも乗っているのは帝国軍人に間違いない。私は急いで墜落した場所へと向かった。

草木を掻き分けてやっとの思いで辿り着くとそこはもう……なんか……動物王国になっていた。
「あぁ？誰だお前コノヤロウ」
そこに居たのは私が『こちらではない世界』で一番に慕っていたあの菅野大尉だった。
……だが……私は重大な問題を抱えていた。
「おい聞いてんのか女お前バカヤロウ」
何故かあの不思議な空間を通り『こちら』に来たら女性になっていたのだ……訳分からん…
でも名乗るしか………はぁ……ここは覚悟を決めなければ…
「343空新選組、杉田Aです。また再会でき嬉しいです。菅野大尉。」
敬礼してそう名乗ると大尉は案の定ぽかんとしている。
「アイツが女な訳無えだろ巫山戯んなよコノヤロウ」
「そう言われても自分は杉田なのです…ほら」
紫のマフラーを差し出すと大尉は驚き、暫くすれば私の顔を引っ張ったりしはじめる。痛い。
「本当にお前Aか…？杉田Aなのか？」
「そうですAです大尉の悪口言った奴は全員ぶん殴りますし坂井も殴ります。ちゃんと火傷の痕もあります。」
そこまで言うと大尉は地面に座りこみ深く深呼吸すると少し笑った。
「事実は小説より奇なり……何であれ無事でよかった…A。」
「…はい。また隣で共に戦わせて下さい」


再会
(いやしかし、何故自分だけ女に…)
(お前の身体は焼いたからな、こちらで肉体を新しく作ったら女だったんじゃねぇか？)
((流石元文学青年…考え方が違う…))

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杉サンは生死はハッキリしてるので悩んだのですがまぁいいやって事でこうなりました……(震え声)

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