航海209日目 ページ7
side urata
その日の内にとはいかず、船長に話したのは翌日の朝食後だった
智「そうか」
浦「そうかって…知ってたんすか？」
智「昨日せん子の知ってる事を話して貰った。恐らく掻い摘んで話してたんだろうがある程度は把握出来た」
せん子…
そこまで予想してたのか
というかまーしぃここに来たのかよ
盗み聞きしなくて良かった…
絶対バレてただろうし
浦「センラはどうなるんでしょうかね？」
智「あの船はまだ生きてる。だとすればまた来るかもしれないな」
彼奴の前の船…
出会わなければ勿論それが1番いい
けど、同じ海域に居るんだ
いつかは会うことになる
その時俺は彼奴を守れるだろうか？
考えている事が伝わったのだろう
船長は「大丈夫だ」と言ってくれた
智「それよりも、そろそろ別働隊が帰って来るぞ。準備しといてくれ」
浦「副船長達帰ってくるんですか！？分かりました。いつ頃になりますか？」
智「1週間以内には合流の予定だ」
浦「皆に伝えてきます」
あの人達が帰って来るって事は何か進展があったのか？
兎に角、皆に伝えるか
宴の支度と別働隊の部屋の点検…非戦闘員だけじゃ大変か？
あぁ戦闘員にも手伝わせるか
う「どうしたの？」
浦「1週間以内には別働隊と合流するらしい。その準備と部屋の掃除を頼む」
島「へぇ…帰って来るんやな」
さ「遂に会える！」
『失礼無いようにね』
さ「はーい！」
まぁ、前から会いたいとは言ってたからな
ル「もう？調査が終わったのか？」
浦「知らねー」
やっぱり早いよな
『センラ？』
船「ん？どうしたん？」
『こっちの台詞。顔、強ばってるで？』
船「あぁ、ごめん。大丈夫やで」
センラも同じように考えているようだ
別働隊が帰ってくるのが予定よりかなり早い
そこで動いてた筈のルイが「もう？」と聞いてくるのも頷ける程には
やっぱり何かあったんじゃ…
ふっと嫌な予感が思考を過ぎる
し「なぁ、それ私らも手伝わなあかん？」
浦「そうだな。これから仕事を割り振るから、各々頼む」
し「ん」
さ「はーい」
しま子に話しかけられ思考に引き摺られてた意識が浮上した
本来の目的を達成し自分も仕事を始めると忙しさでさっきの予感は忘れてしまっていた
To Be Continued
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あ - 初コメ失礼します。とても楽しく読ませてもらってます。ありがとうございます！次の更新も待っています。 (2022年10月10日 15時) (
レス) @page48 id: d908ec33e4 (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 更新ありがとうございます！！！！！めっっっっっっっっちゃおもしろいです！続き気になりすぎます、、、 (2022年8月23日 22時) (レス) @page47 id: e4e9b399b8 (このIDを非表示/違反報告)
みそじ() - めっちゃ面白いです。次の更新めちゃめちゃにまってますね (2022年7月18日 17時) (レス) @page43 id: 857dce4f12 (このIDを非表示/違反報告)
みこ - めっっちゃくっちゃおもしろいです！！！！！更新待ってます、、、！ (2022年6月29日 8時) (レス) @page42 id: 9bdf52cb2f (このIDを非表示/違反報告)
光(プロフ) - 初コメ失礼します。この作品大好きです！次はいつ更新される予定ですか？更新楽しみに待ってます！ (2022年2月12日 1時) (レス) id: ecc44b4bf6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アシアト | 作成日時：2020年12月15日 17時
