#12 ページ12
「何でこんなとこおるん？」
『……』
「あ、もしかして誰かと一緒？」
『……』
「ねえねえ、うらさんって家じゃどんな感じ？」
『……』
「あ、そうや。俺の名前覚えてくれた？俺志麻って言うねんけど」
『……っるっさいわ！ちったぁ静かにしきらんわけ！？』
志「やっと喋ってくれた」
『俺はお前に用ないからどっか行けや』
志「俺はお前に用がある」
『向こう行け。邪魔や』
志「用あるって言うたやんか〜。聞いてくれへんの？」
『誰が聞くかよ。1人で呟いてろ』
志「ひでぇ〜」
そう言いながら顔は笑っている紫頭
いい加減コイツと話すのも嫌になって、小走りで売り場を歩くとアイツは雛鳥みたいに後ろをついてくる
右へ行ったら右へ、左へ行ったら左へ
『(うぜぇ……早くどっか行けよこの紫がよ…)』
志「……なあ、もしかしてうらさんと喧嘩でもしよるん？」
『！？』
志「こないだ家に行った時うらさんのこと睨みよったけん…」
『………だったらなんだよ』
志「俺が仲直り手伝ってやろうと思ってな！」
『は？』
志「1人じゃ謝れんくらいやばい喧嘩なら俺が手助けしてやろうと思ってな」
『(コイツ馬鹿なの？)』
志「なあ、どうなん？」
『………じゃあ一つ、大喧嘩って仲介があるほど拗れてくんだぜ』
志「へ」
『んじゃな』
志「え、ちょ、待ってや！どゆこと！？」
.
.
.
坂「んー、なかなかいいもん見つからんなぁ」
『機械なんてそういうもんだろ』
坂「やっぱ今使ってるやつと同じとこがいいんかな」
『それは人それぞれじゃね。優がそれでいいと思うならそれでいいだろ』
坂「それもそうやな！」
紫頭と別れて数分
ちょうどエスカレーター降りたとこで優と合流し帰路についている
優もお目当てのものはなかったようで俺たち両方手ぶらだ
坂「今日は楽しかったなぁ！」
『(俺は地獄だったよ)』
坂「また一緒遊び行こうな！」
『時間あったらな。じゃあこの辺で』
坂「おん！またなー！ばいばい！」
『ばいばい』
そういって別れた
俺が後ろ振り向くと絶対優が手振ってるんだけどなんで？
俺見えなくなるまで帰らんつもりなん？アイツ
それはある意味怖い体験だった
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まぐろ(プロフ) - 優夜@skpr/Bscさん» コメントありがとうございます。そう言ってくれて嬉しいです！あと半年しかないので…お互い頑張りましょ！ (2021年10月6日 7時) (
レス) id: f8a512e68e (このIDを非表示/違反報告)
優夜@skpr/Bsc(プロフ) - マジで消しちゃうんですか…？まぐろさんの作品大好きでした。俺も受験生なので気持ちはわかります。お互い頑張りましょう。体調に気をつけてください！ (2021年10月5日 23時) (レス) @page13 id: 78f7faa116 (このIDを非表示/違反報告)
まぐろ(プロフ) - みになさん» コメントありがとうございます！こういった感じの小説は初挑戦なのでそういってもらえて嬉しいです！ (2021年9月11日 0時) (レス) id: c21e60aa61 (このIDを非表示/違反報告)
みにな(プロフ) - 初コメ失礼します！めっちゃ面白いです！キャラの性格とか、ストーリーの内容が面白くて好きです！更新頑張ってください！ (2021年9月10日 23時) (レス) id: e040f26a80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぐろ | 作成日時：2021年9月8日 18時
