大正時代？そんなの知らねぇよ！弐【呪術廻戦】【鬼滅の刃】

伍拾参 ページ4

五「今からどこに行くの？」


『今回の任務場所は列車だ』


「「列車？」」


『嗚呼。無限列車という列車で多くの一般人、派遣された隊士が消息不明になっているんだ』


釘「それって…」


真「かなり酷いな」


『お館様は俺を鬼の仕業と睨んでいる。元々は俺の任務だったが、任務の危険度が上がったのだろう。煉獄殿との合同任務になった。そこに貴殿ら呪術師もついて来るという形だ』


虎「う、うん…？」


パ「安心しろ、悠仁。理解できないのはお前だけじゃないから」


虎「パンダ先輩…！」


伏「それで、俺たちはその任務で何をしたらいいんですか？」


『鬼になった者は主に執念や怨念を抱いている場合が多い。呪霊は一般人の負の思いから生まれる。今回の任務でも呪霊が出るのは少なくないだろう。そいつらの討伐を願いたい』


五「でも鬼って一般人じゃないでしょ？何で呪霊が生まれるわけ？」



『……鬼になる方法は今の所一つしかないと言われている。それが、鬼の始祖であり、鬼の王である鬼舞辻無惨の血を体内に取り込むことだ』



「「！？」」


虎「てことは…」


『…鬼になってしまった彼らも、元は普通に暮らしていた一般人なんだ』


釘「ちょっと待ちなさい。鬼になったなら元に戻す方法だってあるでしょ？」


五「でもこの時代の技術じゃそこまで追いついてないんじゃない？」


『…悟の言うようにまだ人間に戻す薬は制作途中だ』


真「…未来は暗いな」

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