京都校の五条#2【呪術廻戦】

#75 ページ25

『疲れた…』

五「姉さん、大丈夫？コーヒー買ってこようか？」

『あ、いや、大丈夫。ありがとな、悟』

五「ううん！気にしないで！」




あの後アイツの気が済むまで追いかけられ




あっちの体力が尽きるとここぞとばかりに僕の術式で京都まで飛ばしてやった




最後まで「Aちゃーん！待ってくれやー！」って叫んでたけど




僕は何も知らない




そう、何も知らないから、うん




夏「これでようやくですね」

家「遅いようで早いな」

五「離れたくないー！姉さん、やっぱ東京で教師しない？悠二もいるし僕もいるよ？」

『そうだなぁ…けど僕が東京に行けば京都のみんながいい顔しないし』

五「えぇー？」

虎「姉ちゃん姉ちゃん！今度また遊びに来てよ！俺案内するよ！釘崎と一緒に！」

釘「ちょ、アンタ何言ってんの！？」

『じゃあ今度遊びに来ようかな。いいかな？』

釘「はい！」

伏「…手のひら返しが綺麗すぎる」

釘「うるさいわね！」


三「Aさん、人気ですね〜」

真「…そうね」

西「真依ちゃん、嫉妬？」

真「なっ！？」

加「…なんとか無事に帰れそうだね」

メ「色々と大変だったナ」

東「だが、無事に終わったのだから全て良しだろう」




みんなでワイワイしてると新幹線の時間も迫ってきた




ここから駅まで40分くらいで着くらしいから




今から行かなきゃ間に合わない




庵「それじゃあ帰るわよ！」

希「また来てくれよ」

狗「しゃけしゃけ！」

パ「最後にギュッてするか？」

『あ、マジ？じゃあギュッてさせて欲しい…』




そう言ってパンダのお腹にギュッて抱きつく




あぁ、もふもふ…癒される…




乙「A先生、また稽古つけてください」

『ああ、勿論だ。日にちはそっちが決めてくれるか？』

乙「はい！」

虎「え、乙骨先輩ずるいよ！姉ちゃん俺も！」

『うん、そんな慌てなくても大丈夫って。仲良くしような』

楽「準備は整ったのか？」

庵「学長…」

『お待たせしてしまってすみません。もう大丈夫ですよ。行きましょうか』

五「姉さん！やっぱ僕も一緒に！」

夏「Aさん、また会いましょう」

虎「バイバイ！」




その声を背にみんなで駅に行って




お土産を山のように買って京都に帰っていった




帰った後また直也に追い回されたりってのがあったのもまた別のお話

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