14 ページ14
「……え」
一瞬、頭が真っ白になった。
この人はなにを言っているんだ
誰にも言ってないはずなのに
誰かが言った?
じゃあ誰が……
混乱して頭の中がぐるぐるしている。
今すぐこの場から消えたい。
でも、今ここで逃げたら
「……違うけど、、なんで?」
苦しい気持ちを抑え、私は勇気を振り絞って
言葉を発した。
「あーやっぱ違うよなー。悪りぃ悪りぃ。
なんか俺のクラスの男子だけのLINEグループでこんなのがきてて」
そう言うと彼は、スマホの画面を私に見せてきた。
そこには
「え……春k」
そこまで言うと、目の前が真っ暗になった。
.
木兎side
「あかーし!今日帰りにプリクラでも撮ろうぜ!!」
「今どきの女子高生ですか木兎さんは。
撮るならピンモンがいいです」
「ピ、ピンモン?…おうわかった!」
赤葦いがいと今どきの流行を知ってるんだな!
さすが俺の後輩!
ん?
「LINEめっちゃ騒がしいな…。うお!しかもクラスの男子限定グループLINEじゃんか」
普段LINEを全く見ない俺は、LINEの通知が何件もきてることに気づいた。
「あいつら暇だなあ!なんだ内容は……」
その会話の発端と思われるものに、既読をつける。
だが、それは見たくもないものだった。
「…」
「あ、木兎さん放課後のプリクラ…って、
あれ、木兎さん帰った?」
走り出していた。
今俺が、何をすべきなのかわかったから。
「どこだ……どこにいんだよ!!」
.
「さーて、そろそろはじめようか」
251人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
タケ焼き - これ現実であったら、気まずくてそいつの顔見れないやつジャン (2020年4月26日 0時) (レス) id: b1a2c58828 (このIDを非表示/違反報告)
いーず(プロフ) - 終わってる…話終わってないけど… (2020年2月23日 6時) (レス) id: 948706ac27 (このIDを非表示/違反報告)
ちはや るい(プロフ) - ゆきちさん» たくさんの人に読んでもらいたいのでつけてません。なので、それっぽい言葉をあまり使わないようにして書いてます^^ ご意見ありがとうございます! (2018年12月1日 14時) (レス) id: ff9338de20 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきち - r18フラグ建てた方が良いのでは?? (2018年11月30日 17時) (レス) id: 9666fa1acc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちはや るい | 作成日時:2018年11月4日 0時