66度 ページ26
―クローバーの町定例会会場。
「はァ…はっ…(よし…定例会はまだ終わ ってないみたいだな。この距離なら十分呪歌が届く。ついに…この時が来たんだ…!)」
カゲは魔導四輪にAを気絶させておいてきた。心の中でAやグレイの言葉が頭を駆けずり回るが考えるのはやめようと呼吸を整えた。
トンッ
「!」
不意に。カゲの肩に手が置かれた。
突然のことにカゲは驚く。もしかしたらAが追いかけてきたのかもしれない。
そして、ゆっくりと振り向いたら…。指で頬をおされた。
くそ、ひかかった… 。
「なっ!」
「ふひゃひゃひゃひゃひゃ!!ゲホッ!ゲホッ!」
「………」
だがそこにいたのはAではなく自分より小柄のおじさんだった。
一人で笑い噎せ返ってる小柄のおじさんにカゲはつっこむ気も失せた。
「いかんいかん!こんな事してる場合じゃなかった!急いであの四人の行き先を調べねば…。きっと今頃Aも疲れ果ててるじゃろうし…それにAがキレたら町が消えかねん!!お前さんもはよォ病院に帰れ」
マカロフは台からピョンッと降りた。
「(マカロフ!!こいつ…妖精の尻尾のマカロフだ!ちっ…つくづく妖精(ハエ)に縁がある一日だな)あ‥あの…」
「ん?」
「一曲…聴いていきませんか?病院は楽器が禁止されてるもので…」
「むぅ?」
「誰かに聴いてほしいんです」
「気持ち悪い笛じゃのう」
「見た目はともかくいい音が出るんですよ」
「急いどるんじゃ。一曲だけじゃぞ」
「ええ(勝った!)」
カゲは笛を口に近付けた。
「よぉく、聴いてて下さいね」
カゲは笛を口につけたが吹く気配がない。カゲは頭ので色々と考えていた
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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海姫(プロフ) - ウェンディさん» ありがとぉぉぉぉぉおおおおおおございます。私とぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおっても嬉しいです。笑 (2015年12月2日 1時) (レス) id: d87b6866b9 (このIDを非表示/違反報告)
ウェンディ - とぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっても面白いです!完全にハマりました(*^◯^*) (2015年8月13日 17時) (レス) id: 0edb64df0f (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - 三日月さん» 自分で読んでみて71度のスカイフェレナをスカイローズに直しました!御指摘ありがとうございます! (2014年6月20日 23時) (レス) id: ab7ccb80bb (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - 三日月さん» ありがとうございます!ちなみにどこがスカイフェレナになってましたか!? (2014年6月20日 22時) (レス) id: ab7ccb80bb (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - わかりました!最新がんばってください^^ (2014年6月20日 19時) (レス) id: 5ac51fa3c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海姫 | 作成日時:2013年11月9日 22時