そーさふぁいる32 ページ32
「まさか本当に手錠が付いてるなんて…」
俺の舌打ちに応えるように裕太も舌打ちを１つ。
てか、その言い方だと俺の話信用してなかったな？
アブさんは混乱…ってか、興奮？してるみたいで少し鼻息が荒い。
解せない。
「ここっこ、こんな可愛い子と手錠で繋がれてるとか羨ましい！羨ましいの極みだぞ怪盗レトルト！」
「アブさん…」
アブさんの欲望丸出しな言葉にAがいち早く反応する。
反応って言ってもゴミを見るような目で見てるだけだけど…
そんな少し変な状況をリセットするかのようにこーすけが咳払い。
「ねぇ、姉ちゃん返してくれない？」
そんなピリッとした空気を幼さの残る声。
裕太はそろそろ限界なのか声に怒りが含まれている。
そんな裕太を見て怪盗レトルトはくすりと笑った。
「お姉ちゃんがそんなに大事なんやな。」
「あたりまえだろ。」
「でもなぁ、お姉ちゃんは俺の女になるって決まったんや。」
そう言ってAの手を恋人繋ぎにして手の甲にキスを…キスを？！
思わず1歩進んでしまう。
「おっと、キヨくん？それ以上進んだらAちゃんの安全は保証できないかもなぁ？」
その一言に動きが止まる。
怪盗レトルトは満足そうに笑うとここを立ち去ろうとするが、Aが怪盗レトルトをチラリと見てから
「キヨさん！怪盗レトルトは今何も持ってません！これはただの時間稼ぎでした！突っ込んできて全然安全です！」
「ほぁ？！Aちゃん何言ってんねん！！」
「その言葉を待ってた！」
俺は怪盗レトルトとAの方に思い切り突っ込んだ。
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七瀬。(プロフ) - すごく面白いです( ；__；)更新待ってます！ (2020年4月19日 2時) (
レス) id: 63bc0d8925 (このIDを非表示/違反報告)
フラン(プロフ) - 更新待ってました！ありがとうございます！ (2019年11月10日 19時) (レス) id: 24d7937625 (このIDを非表示/違反報告)
ずんずん人間 - 更新ありがとうございます！これからも頑張ってください！ (2019年11月10日 18時) (レス) id: e3d1b187df (このIDを非表示/違反報告)
ハル - この作品本当に好きです (2019年10月14日 16時) (レス) id: d53fe340fe (このIDを非表示/違反報告)
乱麻(プロフ) - 更新待ってました、、有難う御座います、、 (2018年7月29日 16時) (レス) id: 57c8df0593 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まちおか
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ko-kinn
作成日時：2016年5月15日 1時
